"誰かの居場所を奪い生きるくらいならばもう あたしは石ころにでもなれたならいいな" 昔はよくこんな気持ちになっていたことをふと思い出した。米津玄師の「アイネクライネ」の歌詞です。 私は小さい頃、自分が世の中に存在すること、食べたり話したりすることで、他の生物や自然や誰かを傷付けるのだと思っていた。 牛乳の飲み残しを流すと、水が汚れて地球がダメになるかもしれないと思っていた。 ASDで例に漏れず学校に馴染めない、友達ができない子供だった。積極的にいじめられることはなかったし、友達がほしいというよりは自由にしていたかったけど、孤独感や不安は感じていたと思う。 10代の頃はノートを鉛筆で真っ黒に塗りつぶしたり、死にたいと埋め尽くした日もあった。 誰とも分かり合えない。 迷惑ばかりかけてる。 結構冷静に自分は世の中にいない方がいいだろうなと考えることがあった。(もちろん子供らしく楽しいこともあった