ヒップホップサウンドの本質とは? この記事は以前私が書いた「ヒップホップのはじまり〜グランドマスター・フラッシュとターンテーブルの奇跡の出会い」の続きとする。上記の記事ではグランドマスター・フラッシュが「ヒップホップ文化」をつくり、広めるにあたって彼がどのような研究をしたのかという内容を書いた。それをふまえてヒップホップサウンドってそもそもなんなんだろうか?という漠然とした疑問を突き詰めていきたいと思う。 私はいろいろなジャンルが好きなのだが、やはりヒップホップが好きだ。小学校3年ぐらいのときになんとなく買った「100% Funk」というファンクのコンピレーションCDをきっかけに「なんとなく似たジャケット」を買い漁っているうちにヒップホップにはまったのである。 そんな私が以前書いた「よく聞く「最近の若者は先人たちをリスペクトしない」という批判について」という記事を書いているときに気になった