EE Times Japanによれば、米国のUniPixel Displaysという企業が、液晶パネルよりも構造が簡単で、有機ELパネルやPDPよりも高性能な独自のディスプレイ技術「TMOS (Time Multiplexed Optical Shutter)」を開発しており、2007年第4四半期までにテレビ用途に向けたディスプレイを用意する計画であるという。このTMOS技術は同社が、Xerox PARCやLockheed社、Sandia National Laboratoriesと共同で開発を進めてきたもの。時間分割加色法という、1つの画素においてRGBの各色を短時間に点滅させる方法を採用している。基板上に設ける層の数がPDPでは15層、液晶パネルでは30層必要なのに対して、TMOS技術ではわずか6層で済むという。試作品は既にできているということなので、しばらくすると本当に姿を拝めるよう