1977年に米作家オースン・スコット・カードによって執筆され、SF賞の権威“ネビュラ賞”と“ヒューゴー賞”を史上唯一の2年連続W受賞という快挙を成し遂げた、伝説の小説「エンダーのゲーム」がハリウッド実写化され、日本でも2014年1月18日の劇場公開が決定した。これを記念して、11月8日、田中一江氏による“新訳版”が刊行される運びとなった。上下巻(上)304頁、(下)336頁で、定価は各798円(税込み)。 「エンダーのゲーム」は異星生命体との宇宙戦争終結という使命を背負った禁断の“サード”と呼ばれる少年エンダーが、過酷な戦いに巻き込まれ、葛藤しながらも成長し戦い続ける物語。この斬新な設定に米国のみならず、日本、そして世界中の読者は大きな共感と衝撃を覚え、その後創られた多くのアニメ、マンガ、ゲームなど様々な作品にインスピレーションを与えたと言われている。 日本では1987年に刊行されて以来、