普段インターネットにアクセスするぶんには気にしなくて済むことだが、2013年の年明け早々、その基盤とも言えるシステムに変更が加わった。1月3日にDNS(Domain Name System)の大もとのサーバー「ルートサーバー」のうち1つのIPアドレスが変わったのだ(関連記事)。 これは今ご覧いただいている「ITpro」をはじめとして、Webアクセス全体の仕組みにも関わる意外と深い話である。記者が担当している『日経NETWORK』はこういった「ネットワークの裏側にある“仕組みの話”」を見て、日頃の運用に役立てようというコンセプトの雑誌だ。 ここでもその方針にのっとって、ルートサーバーのIPアドレス変更を端緒に、普段は意識しないWebアクセスのバックグラウンドを見ていきたい。 名前解決の「頂点」となるサーバー そもそもDNSとは何なのか。DNSはドメイン名とIPアドレスを対応付けるためのプロト
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く