「世界一男女平等な国」はノルウェー国民の総意だが… ノルウェーに暮らす私たち女性は、どこまでも前進できる。キャリアを積み、重要な職に就き、子どもも配偶者も持てる。 もちろん、自分で稼ぐことだってできる。母親になった後でも、国会議員を目指せるし(ノルウェーの国会議員は、育児休暇を取ることもできるのだから)、スキー・レースやマラソンにだって出られる。 ノルウェーでは、保育料はほぼ無料で、学童保育が充実している。 育児休暇の取得率も、父、母ともに世界トップ。高齢の両親がいる場合、老人ホームが毎日、責任をもって面倒をみてくれる。 多くの男性が長年手にしてきたものを、私たちもようやく手に入れたのだ。この国は男女平等だ。自分の人生を選択できる。私たちは自由だ。この国が追い求めてきた理想が、ようやく実現したのだ。 政治家たちは、ことあるごとに、ひけらかす。 「ノルウェーは、世界一男女平等な国です!」と。
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