高速道路の合流部で、「加速車線の先頭でしか合流できなくする」対策が渋滞緩和に効果を挙げ、導入箇所が拡大します。以前から言われていたことですが、知らない人も多く、高速道路のマナーとして定着するか注目されます。 ラバーポールで先頭部以外を塞いだら効果アリ 高速道路の合流部が混雑している場合、加速車線の先頭まで進んでから合流すべき――これを促す道路側の対策が、渋滞緩和に効果を挙げているようです。 NEXCO中日本が名神高速の一宮JCTで2019年から実施している「ファスナー合流大作戦」と題した渋滞対策を、名神の一宮ICでも展開します。ICやJCTの加速車線から本線への合流部に、連続してラバーポールを立て、加速車線の先頭部以外を物理的に塞いでしまうというもので、2021年4月下旬頃の開始を目指して工事を進めるとしています。 拡大画像 一宮JCT、東海北陸道から名神上り線への合流部。ラバーポールによ