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ブックマーク / futoimegane.hatenablog.com (10)

  • 保守的な人が世の中をダメにする - 誰かが言わねば

    世の中には「自分が慣れ親しんでいるの社会制度」が社会の正しい姿だと思い込んでしまう人がたくさんいます。たとえば、男性が働き女性が家を守るという家庭の形はそれほど歴史の古いものではありません。これは産業革命以降にヨーロッパの都市生活者がつくった家庭の形でした。日では明治以降、それまでの儒教的な男尊女卑とヨーロッパの家庭の形を組み合わせて男親を家長とする家族制度が生まれました。それ以前の日の農村では男性も女性も一緒に働き一緒に育児をしていました。もっと前の室町時代まで遡れば西日では貴族も農民も通い婚が一般的でした。 男性が働き女性が家を守るという家庭の形は古来から不変の制度ではありませんし、伝統的と呼ぶほどの歴史もありません。しかし変化を怖れる人達は、たいした歴史すら持たない過去の遺物にすがろうとします。そこには実は「自分は若い頃からそうやって生活してきたから」といった程度の理由しかあり

    保守的な人が世の中をダメにする - 誰かが言わねば
    nonogray
    nonogray 2014/07/17
    若い頃に読んだパンツを履いた猿を思い出しました。共同幻想を突き詰めると生きづらいですけどね。
  • 共働き家庭が幸せそうには見えていないという話 - 誰かが言わねば

    サザエさん、ちびまるこちゃん、クレヨンしんちゃん いずれも日人なら誰でも知っている国民的なアニメです。これらのアニメに共通しているのは、どれも積極的に「家族の姿」を描いたアニメだということと、そこに登場する母親がすべて専業主婦だということです。 残念ながら母親が専業主婦ではない「新しい家庭の姿」を描いた国民的アニメはまだ存在しません。その理由は、「共働き家庭の幸せな家庭像」が今のところ存在しないからです。誰もが羨ましく感じる「幸せいっぱいの典型的な共働き家庭の姿」をまだ誰も知らないから描くことができないわけです。 現代の日人の多くが思う共働き家庭の完成形というと、おそらくそれは欧米型の家庭の姿なのではないでしょうか。 父親と母親の両方が働き、消費税が高いかわりに出産や育児への給付は厚く、性別に関わらず育児休暇を取得し複数の子供を産む、子供は学校に入る前からプレスクールにあずける。欧米型

    共働き家庭が幸せそうには見えていないという話 - 誰かが言わねば
    nonogray
    nonogray 2014/07/16
    不況だからな。共稼ぎしたくってしてるわけじゃない家庭は多いと思う。共稼ぎしてるからアニメを観る余裕も無いかもね。
  • 着ぐるみに歓声をあげる不気味な日本人 - 誰かが言わねば

    自分達の運営する商業施設が夢の国であるという思い切ったウソをつきながら、涼しい顔で安からぬ入場料を要求するレジャー施設があります。この夢の国のルールでは子供だけではなく、その保護者と同年配のおっさんやおばはんも着グルミに向かって歓声をあげるのが正しい姿勢とされています。彼等が自分達の運営するランドの中で、そのルールに納得している人達を相手に不気味な世界を形成するのは彼等の勝手ですから何の問題もありません。しかし昨今のゆるキャラブームの影響で、ランドから出たら醒めるべき悪夢が外の世界まで侵蝕しつつあります。 日以外の国では、着ぐるみを相手に喜んだりはしゃいだりするのは子供だけですし、そもそも着ぐるみというのは子供のために存在しています。しかし日では大人であっても着ぐるみを着ぐるみとしてではなくそのキャラクターそのものとして扱います。たとえ着ぐるみの背中に金属製のチャックが見えたとしても人

    着ぐるみに歓声をあげる不気味な日本人 - 誰かが言わねば
    nonogray
    nonogray 2014/07/11
    日本人の愛の概念。着ぐるみチャック。
  • 男性の結婚適齢期について - 誰かが言わねば

    男性にも結婚適齢期があります。男性が結婚するのに適している年齢というよりも、男性が結婚しておくべき年齢というのが間違いなくあります。ある一定の年齢を過ぎてしまうと男性は、結婚するのが難しくなります。 男性は歳を取ると、女性との間に恋愛関係を築く力が衰えます。というのも、恋愛にまつわる恥ずかしい部分やバカバカしい部分の多くは男性の側が請け負います。若い時にはそれが恥ずかしいということにすらあまり気づいていないのですが歳をとるとそうはいかなくなります。 たとえば、出会ってから間のない異性を口説く役は多くの場合男性が受け持ちます。出会ったばっかりの相手に向かって愛していると言うのはおかしいですが愛していないと言っては口説けません。そこで、根拠はないが私はきっとあなたを深く愛することになるだろう、というなんだかよく分からない話を情熱的に語らなくてはいけません。さらに、愛しているからセックスしたいと

    男性の結婚適齢期について - 誰かが言わねば
    nonogray
    nonogray 2014/07/02
    反社会的な事を言うと男性にとって法的にも全く結婚という契約に利点が無いという事実。
  • 豊かになるほど子供が減るのはなぜか - 誰かが言わねば

    人には誰しも誇りとか羞恥心とかがありますが、それらは持って生まれるものではありません。誇りとか羞恥心とかを持たずに生きて行くことはできないのですが、心の中に最初からそれらのものが備わっているわけではありません。人は、自分が属している社会の中で他人との関係を通して自分なりの誇りとか羞恥心とかを構築していきます。要はお互いに隣を横目で覗いて、これくらいなら恥ずかしくないのかな、と確認しながら生きているわけです。ですから、社会の豊かさが大きく向上すると、誇りや羞恥心の基準も大きく変化します。 たとえば自分が属している社会が貧しい人達ばかりで構成されているなら、皆と同じくらいの貧しさは恥ずかしいことではありません。ずば抜けて貧しいことは恥ずかしいことですが、隣と同じくらいの貧しさであれば恥ずかしいこととは感じません。貧しい社会に暮らす貧しい人々にとって子供を育てるというのは、子供が働ける年齢になる

    豊かになるほど子供が減るのはなぜか - 誰かが言わねば
    nonogray
    nonogray 2014/06/18
    富裕層の中での貧乏は辛い。エンゲル係数とは、わかりやすいものです。アフリカもそうですが、食欲を抑えられると性欲が突出します。
  • 間違いを認めるということ - 誰かが言わねば

    昨日と今日とで言っていることが違う人というのはあまり格好の良いものではありません。首尾一貫していてブレない人の方がかっこいいですし信頼できる印象を与えることは間違いありません。しかしだからといって、間違いに気づいた後にも間違いを認めずに押し通すのは正しいことではありません。それは単にブレない人のフリをして見栄を張っているだけで、その間に人生という限られた時間を無駄使いしています。 そうやって無為に過ごしているうちに、後戻りできないくらいの時間が経過してしまうこともよくあることです。間違いを認めない人は、間違いを認めずにこれまでの自分を正当化するためにさらに間違えたことをやり続けます。間違えたことをやり続ければやり続けるほど、今さら引き返すわけにはいかないという気持ちになりますから、さらに間違えたことをやり続けてしまいます。そんな不毛な首尾一貫よりは右往左往している方がよほどマシです。 間違

    間違いを認めるということ - 誰かが言わねば
    nonogray
    nonogray 2014/06/11
    この記事は私にはグッとくる。間違いは認めてます。「無為こそ過激」という言葉に若かりし時に感動を覚え、昨日の自分は忘れるという奇異な処世術が身に浸みてます。
  • 日本人は凄いという内容の本やテレビ番組をみて喜んでいるとアホになる - 誰かが言わねば

    鏡に「世界で一番うつくしいのはあなたです」と言わせて喜んでいる王妃の姿はおぞましいですが、テレビに「日人は世界中で尊敬されているんです」と言わせて喜んでいる視聴者の姿も同じくらいおぞましいものです。 世界には様々な意見を持った人がいます。その中から「日のここが凄い」とか「日人はこんなに尊敬されている」なんていう、自分達にとって耳当たりの良い話だけを集めてもそれは客観的評価ではありません。自分にとって耳当たりの良い話だけを聞いて喜んでいるというのでは裸の王様と同じです。 テレビ局は視聴率の取りやすい番組を作ろうとします。こういうバカげた番組を作って視聴率を稼ごうとするテレビ局の倫理観の低さにはもちろん問題がありますが、こういうバカげた番組の視聴率を上げてしまう視聴者にこそ最も大きな問題があります。 そもそも、もし仮に日人全般の評価が高いとしても、それによってテレビを見ている一個人の価

    日本人は凄いという内容の本やテレビ番組をみて喜んでいるとアホになる - 誰かが言わねば
    nonogray
    nonogray 2014/06/05
    おもてなしを言って喜ぶ事に違和感。日本沈没を昨日観た。
  • 競争能力の低い男性は世の中に必要ないのか? - 誰かが言わねば

    法が人を作るのではなく、人が法を作ります。法治国家で暮らす人は、法を守らなくてはいけませんし、法に反すれば法によって裁かれることになります。世の中が変化し、従来の法では対応できない状況が発生した時には、人々は法を変えることができます。しかし法を変えるには時間がかかり、現実に則さない法によって人を裁く期間が生じてしまうこともあります。 同様に、常識が人を作るのではなく、人々が社会の常識を作ります。人が法を改めることができるのと同様に人々は常識を改めることもできます。しかし常識を変えるには時間がかかります。多くの場合、法を改めるよりも常識を改めるためにはさらに長い時間が必要になります。 世の中が変化するスピードに比べて常識とか暗黙のルールとかが変化するスピードはずっと遅いので、現実に則さない常識とか暗黙のルールとかが人を苦しめる期間がうまれてしまいます。 たとえば、性差別を撤廃し雇用に関する男

    競争能力の低い男性は世の中に必要ないのか? - 誰かが言わねば
    nonogray
    nonogray 2014/06/03
    男女問わず、そこは濁らしてるのか?わかってないのか?何れにしろ時間が掛かりそう。
  • 日本人が太平洋戦争を総括できなかった理由と裸の大衆 - 誰かが言わねば

    第二次世界大戦終結後、アメリカ主導の極東軍事裁判で戦犯とされた人達が裁かれました。その後、メディアや世論も同様に日戦争責任を主に軍部に押しつけました。天皇に戦争責任があるか否かという議論は行われましたが、新聞社等のメディアに戦争責任があるのか否かという話はあまりされませんでしたし、一般大衆に戦争責任があるのか否かという話はほとんどされませんでした。これは明らかに間違えていますし、このために日人は太平洋戦争を総括することができないまま今日に至ってしまっています。 太平洋戦争の直前には、新聞各紙はこぞって勇ましいことを書きました。皇軍は強くて負けるわけがないのだ、諸外国の日への無礼な要求を受け入れる必要などないのだといったような、読者が読んでいて気持ちよくなるような内容ばかりを書いた方が売上が伸びるものだから勇ましいことばかり書きました。 そうやって世論が形成されてしまいますと、政治

    日本人が太平洋戦争を総括できなかった理由と裸の大衆 - 誰かが言わねば
  • 「素直に嬉しいです」と言ってしまうかわいそうな若者達 - 誰かが言わねば

    テレビのインタビューなどで、若い人が「素直に嬉しいです」と言っているのを見かけることがちょくちょくあります。 こういった場面に出くわすたびに、なんともいえない違和感を覚えます。同時にこの子達は今日までいったいどんなことを教えこまれてきたのだろう?と少し心配になります。 「素直に嬉しいです」というフレーズは言葉の意味や用法としては間違えていないのですが、これを迷いなく用いてしまう若者達の精神構造や世界観の薄っぺらさが気になるのです。 まず、平気で「素直に嬉しいです」と言えてしまう人達はおそらく、素直かどうかは自分で判定することではないということを理解していません。 素直とか真面目とか好奇心が旺盛とか、そういう言葉は自分自身への免罪符として使ってよい言葉ではなく、来は他人に向かって言うべき言葉です。これらの言葉は他人に向かって言うか、他人から言われるかのどちらかしかありません。私は真面目だか

    「素直に嬉しいです」と言ってしまうかわいそうな若者達 - 誰かが言わねば
    nonogray
    nonogray 2014/05/22
    なんでもハイハイ!と言う事を聞く子を素直君と呼ぶ。お前が嫌い!とハッキリ言う子を正直君と呼ぶ。
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