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ブックマーク / aketekure.hatenablog.com (18)

  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    高木浩光という人は実に得がたい人物だと思う。空気を読むことなど決してなく、手加減することもせず、ゴルゴ13のごとくただひたすらに自分の信念のみに従って、間違ったまま放置されているセキュリティホールに対して異常なまでの情熱を注いでそれらを明らかにし続けている。 人口十億人の中国が4000年かかってやっと孔子を得、人口十億人以上とも言われるインドが釈迦に続いてやっとアマルティア・センを得たのと同じぐらい、高木浩光をもう一人得るのは難しいと思う。その貴重さ加減はレアアースどころではない。 このような貴重な人物に対し、おそらく今後ありとあらゆる恐喝恫喝泣き脅しハニートラップが組関係や総会屋関係や電通がらみやモサドがらみで押し寄せてくると思われるので、カネゴンたちとしてはたとえば次のような方法をもってこれらの圧力を可能な限り排除し、彼を全面的に支援しなければならない。 家族や親戚に身の危険が及ぶこと

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    nopi
    nopi 2013/01/30
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    小島先生の「数学でつまずくのはなぜか」を入手。できるだけちびちび読む予定。小島先生のどのにも言えるのだけど、扱っている問題が昨日今日思いついたとか編集部で企画したのが見えみえというようなものでなく、問題意識に一つ残らず年季が入っているのが素晴らしい。カネゴン自分の実力も省みず、読んでいてああも言いたいこうも補足したいという気持ちを抑えられず夜中に悶えてしまう【火照った身体とおれカネゴン】。 一つだけ記憶から引用。 生徒が胸を躍らせるようなよい(数学の)文章題は当に少ない。ほとんどの文章題は、味も素っ気もない、問題のための問題でしかない。 そういう問題を探して生物学や物理学を調べたがこちらでもいい問題になかなかめぐり合えず、当時「何でもあり」に思えた経済学にたどり着いて調べているうちに経済学にはまり、ついに経済学者になってしまった。

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    nopi 2008/03/05
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    ところで、この日記でも何度も書いたように、幸福には「いかなるもの・才能であっても、それを最初から持っていたらありがたみを感じられない」という困った性質がある。シッタルーダが家族をおっぽりだして家出したのも【出家と違うかおれカネゴン】、王家に生まれたことをどうしてもありがたいと思えず、さりとて普通の人がみなやっているように他人の不幸を観察して自らの幸せを確認する気にもなれなかったからではないかとカネゴン推測。 誰の言葉か忘れてしまったのだけど、「人間にとって最もうれしいことは、できなかったことができるようになることです」というのがあった【うれしくないとはおれカネゴン】。ちなみにそれに続いて「人間にとって最も簡単で安易なのは、他人を批判することです」ともあった。 社会共通資をくまなく提供するシステムがひとたび完成されてしまうと、後に続くものにはそれを作る楽しみがなくなってしまい、幸福そのもの

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    nopi 2008/02/17
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    帰省中、30年遅れで先祖からのメッセージが霊波に乗ってカネゴンに届く。今回最初で最後の先祖の言葉ロングバージョンを掲載します。 【子孫には、音楽などの芸事を習わせてはならない。芸事が気になってしまう可能性があるからである。 芸術家および芸人はいつの時代も大変に貧乏するものであり、その死に様はまことに惨めである。子孫にそのような苦労をさせるのは忍びない。真面目に働き、芸術および芸能を鑑賞する側に回るべし。】

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    nopi 2007/10/10
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    TVによると、中国料品が日の税関の検疫で引っかかる割合は0.9%で、その他の国は0.8%とのこと。0.1%の差はもうないのと同じで、中国料品だけを避ける理由がどこにもないような気がして仕方がないのはカネゴンの判断が甘いからでしょうか【農薬効かぬおれカネゴン】。

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    nopi 2007/09/05
    「中国の食料品が日本の税関の検疫で引っかかる割合は0.9%で、その他の国は0.8%とのこと。」
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    憲法を改正するならちょっぴりだけとか先っちょだけなどと言わず、この機会に憲法の全条文をXML(のタグのみ)で新たに記述し直して、解釈の余地などのあいまいさが一切生じない、機械推論による欠陥チェックもできるぐらい論理的に完全なものにするというわけにはいかないだろうか【証人喚問おれカネゴン】。 XMLにすることで意味のぶれを完全に追放し、ついでにスタイルシートを替えるだけで広川太一郎調や赤ちゃん語にするも英語を初めとしたあらゆる言語に完全機械翻訳するも自由自在になりそうな気がするのだけど。もちろん御名御璽も電子署名で。

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  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    ADHDとかアスペルガーとか学習障害とか、窮地に陥ったときの言い訳に使えそうな病状が次から次に登場してはカネゴンを誘惑して苦しめる【燃えないゴミとおれカネゴン】。 そういうものを知るたびにカネゴンはもしやそういうナニなのではないかという考えが物凄い勢いで脳裏をよぎるのだけど、カネゴンは大変な見栄っ張りなのと、一度そういうものを認めてしまったらそれを言い訳にあらゆることを無限に怠けてしまいそうなのが怖くて、これまでまったく認めていない【怠けは変わらぬおれカネゴン】。 さらに、こういう病名で言い訳を繰り返してしまったら、日常の一挙一動にまでこの病状に沿ってしか物事を考えられなくなりそうなのがたまらなく恐ろしい。うまく言えないのだけど、ものを考えるときのフレームワークにこういうものを混入させたくない。 色川武大が生涯抱え込んだ「ゼッペキに関する劣等感」はその点実にうまく設定されていて、上記と一見

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    nopi 2007/05/24
  • あけてくれ - おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記 - 一種の思考実験として、カネゴンが公約を掲げて出馬するとしたらどんな公約にしようかあれこれリストアップ

    一種の思考実験として、カネゴンが公約を掲げて出馬するとしたらどんな公約にしようかあれこれリストアップしてみる【真の朝敵おれカネゴン】。 自動車の排気ガスを極限まで規制する せっかくクリーンなディーゼルエンジンが続々開発されているのだから、カネゴンが環八沿いに住んでもいいと思えるレベルまで、自動車の排気ガスをとことん抑制し、必要とあれば言うことを聞かない自動車メーカーを取り潰す【それがやりたいおれカネゴン】。地球温暖化云々以前に、これを実施したら花粉症とアトピーとアレルギーの患者が激減するはず。花粉症は来「排ガス症」と呼ばなければならない。ちなみにカネゴンは全然花粉症ではありません。 教育の方針に、行政が一切口を挟まないようにする さまざまな社会学による成果から考えて、教育現場にあれをしろこれをするなと命令すればするほど、教師が自分でものを考えられなくなってしまう。教師が教科書の作成から何

    あけてくれ - おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記 - 一種の思考実験として、カネゴンが公約を掲げて出馬するとしたらどんな公約にしようかあれこれリストアップ
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    例の「戦争の科学」にあった、ちょっといい話。例によって記憶から。 第二次世界大戦中、米国は、科学と科学者こそ戦争の行く末を左右することを認識しており、科学者の兵役を免除した。 しかし、科学者を目指す学生たちの兵役を免除することをころっと忘れていたので、科学者の卵が大量に戦死し、科学の進歩に相当の遅れが生じた。 というわけで、国民が一人残らず科学者になったら誰も戦争に行かなくて済むそうです、奥さん【全体主義とおれカネゴン】。

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
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    nopi 2007/02/19
    アシモフの自伝にここら辺出てきたような。アシモフはどっかの工場で働いたんだっけ。
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    神について、存在する/しないとか生きている/死んだとか信じる/信じないとか何かと賑やかでうるさいのだけど、この議論というか質問の仕方が既に見当違いだと思う【零点満点おれカネゴン】。 神(=自分の心の上の方にあって自分を律するもの)は、それが存在するとかしないではなく、「必要」なのだと考えれば、最早議論の必要はなくなり、これ以上エネルギーを浪費しないで済むのではないかと。 誰もいない駄菓子屋で万引きしないで済むには、どうしても神が必要【監視カメラとおれカネゴン】。カネゴンには他のソリューションが思い付けません。

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    nopi 2007/01/09
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    天下りをはじめとする、官僚制の問題点をスカッとすっきり解決したら世界の王になれるのではないかと思ってあれこれ考えてきたのだけど、カネゴンにはどうやっても突破口が見出せない【休むによく似たおれカネゴン】。 最大の障害は、人間が人間を支配する限り、共有リソース(お金など)の私物化ないしは横流しが避けられないことだったりする。 ここで、幾何学が「ベース」と「モデル」の二立てになっていることからヒントを得、考え方も好みもべ物も人間とまったく違うものによって人類が完膚なきまでに征服されればよいのではないかとカネゴン突然気付く。彼らが人類を理路整然と奴隷化し、システマチックな奴隷管理を行えばすべてが解決することに気付く【それが狙いのおれカネゴン】。仮にこの者たちを神Aと呼ぶことにする。 しかしながら、他人の心配をしている場合ではないのだけど、今度はこの神Aたち同士の間で、やはり官僚制と同じ問題が必

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    nopi
    nopi 2006/09/01
  • あけてくれ - おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記 稲作:ボタン一つで耕作から田植え、収穫まで全自動。

    稲作:ボタン一つで耕作から田植え、収穫まで全自動。 前にも書いたけど、人工知能とロボットの進歩を測定するのに最もふさわしいのは「ゴミの分別」テストだと思う。いたいけなロボットたちが、各家庭のゴミや産業廃棄物を(特殊なプログラミングなしに)どれほどの割合で正確に分別できるかを毎年定期的に測定してほしい。 そして遠い未来に彼らロボットたちが、人間よりはるかに正確に、捨てていいゴミと捨ててはならないものをビシビシ分別できるようになったとき、人類は安心して後を彼らに任せて永遠の安らぎに就いてもよいとも思う【任せられないおれカネゴン】。ゴミ分別をこなすことができれば、農業も間違いなくこなせる。

    あけてくれ - おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記 稲作:ボタン一つで耕作から田植え、収穫まで全自動。
  • あけてくれ - おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記 - YouTubeで平沢進をいろいろ見つけて気付いたことと改めて思ったこと

    YouTubeで平沢進をいろいろ見つけて気付いたことと改めて思ったこと【買わずに書くとはおれカネゴン】。 この人ほど音楽が微塵もアメリカっぽくならない人も珍しい。アメリカっぽい音楽という集合を考えたとき、その補集合の中に存在しているのは間違いない。人も「ブルースは絶対演奏しないと決めている」と大昔にインタビューで語っていた。 どうあっても音楽を(うかつに)おしゃれにしようとしない。「仮面ライダーV3」のごとく、いい年した男たちのユニゾンがかなりの確率で混入する。そしてその「絶妙なおしゃれでなさ加減」が最大の個性になっている。「おしゃれ路線」というものが、実はミュージシャンにとって諸刃の剣(没個性一直線、あってもなくてもいい音楽になりさがる)であることを逆説的に証明している。 実は大変ギターがうまい。特にリズム感は、平沢が尊敬しているというロバート・フリップより遥かに優れているぐらいなのに

    あけてくれ - おれカネゴンの「算数できんのやっぱり気にしすぎとや」日記 - YouTubeで平沢進をいろいろ見つけて気付いたことと改めて思ったこと
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    ニートの6割は部活経験なし。 統計の専門家から見て、この話の持って行き方はどのぐらい噴飯物なのだろうか【ニートの先輩おれカネゴン】。以下想像。 サンプル数1500はいかにも少なさそう。 「部活動に消極的なこと」と「ニートになる」ことの因果関係が裏付けられているわけではない。 部活でさえあればネオナチでもフーリガンでも何でもいいのだろうか。

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    nopi 2006/05/30
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    やっと「エコロジストのための経済学」を読み終わる【何度もイクのはおれカネゴン】。この人のは後ろに行けば行くほど面白い。 環境問題とスポーツ問題が極めて似ていることに図らずも気が付く。 ケインズの悪魔的魅力に取り付かれて経済学の道に入った小島先生が、やがてケインズ理論の重大な欠陥に気付き、このことを看過できぬがためについに覚悟を決め、涙を呑んでケインズを縦一文字唐竹割りにて一刀両断し決別するシーンに、愛しているがゆえに殺す「殺愛」を連想させる壮絶な学者魂を見た【チャンバラ好きなおれカネゴン】。 同書で、コチャラコータという名前の経済学者が唱えた「貨幣の正体は記憶だ」という画期的な説を紹介していた。あんまり書くとが売れなくなってしまうので書かないけど、貨幣は金属である必要もなければ紙で出来ている必要もなく、クレジットカードのように数字をやりとりする必要すらないという。必要なのは、貨幣を皆が

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    nopi 2006/03/20
    「エコロジストのための経済学」ますますキニナル!
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    「エコロジストのための経済学」を購入。その帯より引用: 「環境保護が善で、産業が悪」といった善悪対立的な二元論は、問題の質を失うので要注意である。環境問題では、問題が複層構造をなしていて、加害者と被害者が一致しており、その間をつないでいるのが経済システムである。だとすると「善=悪」となってしまっているではないか。(第1章より) カネゴンこれだけでイッてしまいそう【接して漏らすおれカネゴン】。読む前から傑作であることが約束されていると信じる【読まずに書けるおれカネゴン】。 振り返ってみればカネゴンが心の底から好きなものは、たとえば「デビルマン」のように、善悪を(言い逃れしようにもできない、ものすごくいやらしいポイントで)逆転させる話であり、言い換えればマジョリティを一気にどん底に突き落とす話だったりする【一発逆転おれカネゴン】。そして今度はカネゴンがマジョリティになれば世界は平和なのだけど

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    「正しい」という言葉はつねに「誰かを屈服させたい」という欲望を含んでいるような気がする。ずばりこれこそ正しい【土が付くとはおれカネゴン】。

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
    nopi
    nopi 2006/03/09
  • ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記

    CATVのヒストリーチャンネルで、アポロ計画に従事したNASAのスタッフの武勇伝みたいなものを放映していて、アポロ11号打ち上げ当時の宇宙センターの机の上に計算尺が置いてあったのをカネゴン見逃さなかった。 何も調べずに書いているのだけど、ロシア(旧ソ連)は、冷戦時代に宇宙開発であれほど米国と覇を競っていながら、宇宙開発に不可欠なはずのコンピュータについてはほぼ何の成果も残していない。いったいどうやってスプートニクなどの宇宙船の軌道計算を行っていたのだろう【暇さえあればおれカネゴン】。計画に失敗したら粛清されるという恐怖のみに突き動かされ、連日の徹夜で目を真っ赤に腫らした多くの科学者/数学者が実力を超えた計算力を発揮したからなのだろうか。それとも、打ち上げ成功の影にはそれよりさらに多くの失敗があり、成功例だけ大々的に報道されているから凄く見えただけなのだろうか。

    ■ - あけてくれ -- おれカネゴンの『算数できんのやっぱり気にしすぎとや』日記
    nopi
    nopi 2006/01/16
    うわぁ、そういえば・・・やっぱり手計算だったの?!
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