まだ4月だけど今年観た映画の暫定ベストワンは『ハロルド&クマー』シリーズの新作『グアンタナモからの脱出』! このシリーズの主役はアメリカ映画ではめったに主役になれないアジア系コンビ。 証券会社に勤める大真面目な韓国系アメリカ人青年ハロルド・リーと、 父の後を継いで医者になるはずが落ちこぼれたインド系アメリカ人クマー・パーテル。 整理整頓が好きで真面目で女には奥手なハロルドと オナニーばかりしてだらしないクマーはまったく正反対の性格だが、 大学時代からの親友で今もルームメイト。 前作『ハロルド&クマー、ホワイトキャッスルに行く』では、 マリファナのせいで腹が減ったハロルド&クマーが 東部ローカルのファストフード・チェーン「ホワイトキャッスル」のハンバーガーを求めて、 人種差別と戦いながら一晩の大冒険をするというコメディだったが、 今回、クマーはインド系なのにアラブ系のテロリストだと思われ、