米アマゾン ウェブ サービス(Amazon Web Services)はクラウドサービス「Amazon Web Services(AWS)」において、2019年8月23日昼から同日夜にかけて大規模障害を起こした。東京リージョンにある4つのアベイラビリティーゾーン(独立性の高いデータセンター群、AZ)の1つで仮想マシンサービス「Amazon EC2」やリレーショナルデータベースサービス「Amazon RDS」などに障害が発生し、スマホ決済サービスのPayPayやユニクロなど30社以上の企業がシステム停止などのトラブルに見舞われた。 AWSの東京リージョンにおいて、多くの企業がシステム停止に至るような大規模障害としては、2013年末ごろから2回発生したコンテンツ配信ネットワーク(CDN)サービス「Amazon CloudFront」の障害がある。今回で3回目となる格好だ。ただし海外のリージョン