男子プロテニス協会(ATP)の今年の世界ランキングの1位は、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)となった。ランキングがすでに確定しても、最終戦となる「日東電工ATPファイナル」に向けられる高い関心が、それで薄れることはない。 ロンドンのO2アリーナで11月11日に開幕したこの大会は、年間成績の上位8選手が出場する今シーズン最後のランキング・ポイントと賞金獲得の機会だ。 出場するのはジョコビッチのほか、ロジャー・フェデラー(スイス)、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)、マリン・チリッチ(クロアチア)、ドミニク・ティーム(オーストリア)、錦織圭(日本)、ジョン・イズナー(米国)。 錦織とイズナーは、フアン・マルティン・デルポトロ(アルゼンチン)とラファエル・ナダル(スペイン)がけがで出場を辞退したことから、繰り上げで出場権を得た。 全勝で優勝すれば1500ポイン