2019年も、各局、各配信サービス等から多種多様なドラマが放送された。リアルサウンド映画部では、1年を振り返るために、レギュラー執筆陣より、ドラマ評論家の成馬零一氏、ライターの西森路代氏、田幸和歌子氏を迎えて、座談会を開催。前編では、今年『きのう何食べた?』『サギデカ』『G線上のあなたと私』という3本の作品を送り出した脚本家の安達奈緒子の作家性に注目。さらに、YouTubeからの影響を感じさせるテレビ東京の深夜ドラマや、『あなたの番です』のヒットとともに定着した「考察」というドラマの新たな楽しみ方から、2019年の日本のドラマシーンについて語り合った。 なお、後日公開予定の後編では、ドラマにおける男女の描き方や、『わたし、定時で帰ります。』などのお仕事ドラマにおける価値観の衝突、そしてNHK朝ドラについて語っている。 2019年は安達奈緒子の年 ーーまずみなさんの2019年のドラマベストか
![安達奈緒子の3作品が高評価! “日常系”が増え始めた2019年を振り返るドラマ評論家座談会【前編】](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/95129f05751b37e0fb5d18c13182bde52cdb4c6a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Frealsound.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F01%2F20190124-kinounanitabeta-main.jpeg)