大規模洪水からの復興に、組み立てが容易な竹製シェルターが一役買っている/Heritage Foundation of Pakistan パキスタンの「未曽有の」洪水で3300万人が被害を受けたが、その多くは今もなお安全な避難場所を求めている。記録的なモンスーンによる豪雨で百万世帯以上が損傷、または破壊された。氷河の融解で激しさを増したこの夏の壊滅的な洪水で、国土の3分の1が水没し、当局は水が引くまでに最大6カ月かかるだろうとしている。 避難住宅のニーズに応えるべく、建築家のヤスミーン・ラリ氏と「パキスタン・ヘリテージ財団」は、被害の大きかったシンド州の人々に竹製のプレハブ・シェルターの建設に必要なスキルと資材を提供し、寝る間も惜しんで活動を続けている。 ラリ・オクタグリーン(LOG)というこのシェルターは、6~7人いれば数時間で組み立てることができる。もともとは2015年にアフガニスタン北
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