1957年に創設されたグッドデザイン賞は、日本を代表する総合的なデザインアワードだ。同賞受賞のシンボル「Gマーク」を販売促進に活用する企業も多く、国内認知率は80%以上という。同賞を運営する日本デザイン振興会(東京・港)がパーパス(存在意義)を制定。その狙いや同賞の課題、審査基準などをリポートする。 2023年11月20日に開催したパーパス制定記念イベントの模様。写真左からKESIKIの九法崇雄氏、パノラマティクスの齋藤精一氏、事業構想大学院大学学長の田中里沙氏、HAKUHODODESIGN社長の永井一史氏、経済産業省 商務・サービスグループ デザイン政策室の俣野敏道氏、JDP常務理事の矢島進二氏(写真/丸毛 透) 日本デザイン振興会(以下、JDP)が主催するグッドデザイン賞は1957年、「グッドデザイン商品選定制度」として始まった日本を代表するデザインアワードだ。当初は通商産業省(現在の
鳥にとって、地上を無防備に歩くクモは貴重な食料です。 しかし、クモを食べようとしている鳥たちこそが、ある種のヘビにとっては「無防備で」「貴重な食料」なのです。 イランに生息するスパイダーテイルドクサリヘビ(学名:Pseudocerastes urarachnoides)は、本物のクモに見える尻尾を持っており、その尻尾で獲物をひきつけ捕食します。 その尻尾の動きは、まるで釣り人がルアーを小刻みに動かしている時のようです。 ここでは、いくつかの論文から、徐々に明らかになってきたスパイダーテイルドクサリヘビの生態をご紹介します。 This Might Look Like a Spider, But You’re in For a Shock https://www.sciencealert.com/this-might-look-like-a-spider-but-youre-in-for-a-
4TBが9千円台だって。バッファローの静音HDDは在庫があるうちに回収しておこう【Amazonセール】
4本脚のバイク? 階段も登れるスズキの電動モビリティー「モクバ」2023.10.08 11:0037,312 岡本玄介 乗り心地も気になりますね。 10月26日~11月5日まで、東京ビッグサイトにて「JAPAN MOBILITY SHOW 2023」が開催されます。各社が最新モデルやコンセプトカーを発表するのが楽しみですが、バイクや軽自動車でお馴染みのスズキがバイクのような4輪車を出品します。 メカニカルな木馬? その名は、次世代四脚モビリティ「MOQBA(モクバ)」。「Modular Quad Based Architecture」を略しています。跨って乗るのはバイクと同じですが、4本脚には車輪があるので歩くより滑って移動することが分かります。 「モクバ」が凄いのは平行移動だけではなく、階段が登れてしまう点。脚にある関節が稼働し車輪にブレーキをかければ段差もへっちゃらなのです。 階段や段
September 15, 2023 | Design, Art | casabrutus.com | photo_Satoshi Nagare text_Yoshinao Yamada 2021年に開催された『TOKYO 2020オリンピック』では、桜をモチーフにした聖火リレートーチをデザインして話題を呼んだ吉岡徳仁。その吉岡がふたたびデザインしたトーチはなんと透明なガラス製だ。デザインしたかったのは「炎」という光そのものでした。 自然の摂理や現象に目を向け、その美しさを誰もが見たことのない表現で形にする吉岡徳仁。デザイン、建築、アートの分野で幅広く活躍する吉岡の4年ぶりとなる個展『吉岡徳仁 FLAME - ガラスのトーチとモニュメント』が〈21_21 DESIGN SIGHT〉のギャラリー3で開催中だ。 吉岡が『TOKYO 2020オリンピック』のために桜をモチーフとした《聖火リレ
※本記事は2022年9月8日に公開された記事の再掲載です。 Text and Photographed by アンザイ サヤ パスタを茹でるとき、量をはかるのが地味に面倒だなと感じていました。 そんなとき、独特な形状のパスタメジャーを発見。気になったので試しに使ってみました。 これで本当にパスタがはかれるの? 家事問屋 「パスタメジャー」 1,100円(税込) よく見かける「パスタメジャー」は穴にパスタを通して、その太さで量をはかるものでした。 ところが、家事問屋の「パスタメジャー」は三角形。ステンレス製で、これぞシンプル美。 100、200、300とさりげなく目盛りがついています。 だいたい1人前が100gと言われているので、1〜3人前がはかれるわけです。 置くだけでパスタがはかれる! 真ん中のくぼみにパスタを置くだけではかれるようです。画期的! でも、本当に100gなのか気になるところ
兼松と山形大学工学は球状歯車を共同開発する。製作した試作品をベースに、サービス・協働ロボットの関節用など用途開発から始める。試作品の個別製作にも対応し、段階的に事業化を進めていく。2025年までに量産体制の構築を目指す。さまざまな産業と接点のある商社機能を生かし、産業界のニーズに合った商品開発を実現する。 今回の共同開発で山形大学大学院理工学研究科ロボット分野の多田隈理一郎准教授と研究室の学生による研究成果の実用・事業化を目指す。これまでは樹脂製だったが、強度と耐久性を向上させるため、試作品はアルミ合金製にした。歯車を製造する兼松のパートナー企業が製作している。 風力・太陽光発電などのプラントや半導体、電子部品、食品、医療、化学品など幅広い分野の課題を吸い上げて用途開発を進める。関節の自由度を生かした自然災害などでの作業困難時や狭小空間での使用や、球体内部空間の活用も想定している。 現在は
最近またひとつデザイナーとして大きな挑戦をさせていただきました。そのお仕事はシステムキッチン・バスを中心とした住宅設備機器メーカー「タカラスタンダード株式会社」の、ショールームアドバイザーの制服デザインです。今年創業110周年を迎えられたということで、10年ぶりに制服リニューアルが検討され、そのデザイン・製作ディレクションを担当させていただきました。 「水の流れ」をイメージし切り替え部分の曲線にこだわった制服制服としては、以前ホテルのスタッフユニホームを手掛けたのですが、今回着用対象やお仕事内容も異なるので、あらためてリサーチとヒアリングさせていただき、働くみなさまに寄り添った制服になるよう考えていきました。 そこで導き出したのが、取り扱われる商品とも親和性のある「水の流れ」をテーマにしたデザイン。そして、実は働くスタッフさんの姿をプライベートでこっそり視察に行ったのですが、デモンストレー
2022年3月、自然に囲まれた公園に泊まることができる「INN THE PARK 福岡」がオープンした。17年10月に静岡・沼津に誕生した「INN THE PARK」に続く宿泊施設だ。SNSを通じて「球体テント」が話題になった同施設ではどのような魅力を打ち出しているのだろうか。 “イレギュラーな何か”に人は引かれる 静岡県沼津市で30年以上運営されていた「少年自然の家」をリノベーションして2017年10月にオープンした“泊まれる公園”「INN THE PARK」。約60ヘクタールの自然空間に、幻想的な「球体テント」が配された宿泊施設が好評を博している。それに次いで22年3月、約350ヘクタールの敷地を有する国営公園「海の中道海浜公園」内の「光と風の広場」をリニューアルして設立されたのが、「INN THE PARK 福岡」。「球体テント」などエッセンスは引き継ぎつつも、さらに広大な土地で宿泊
AIdeaLabは8月17日、深層学習を用いたフォント生成システムの特許出願を行ったことを発表した。この技術を活用し、手作業のフォント制作をAIで補助するソフトウェアを開発するという。 AIdeaLabが特許出願を行ったのは、生成モデルの一種である敵対生成ネットワーク(GAN)をベースに用いてフォントを生成する技術。大量のフォントを学習させたうえで、手作業でデザインした数個の文字から太さやセリフの形状などの特徴を抽出し、入力パラメータとして使用してフォントを生成する。 また、入力パラメータの値を調整することで、新たなフォントを出力することも可能。モデルの出力をピクセル画像ではなくベクター画像として生成する独自の技術により、フォントファイルへの出力を実現した。 こうした機能により、これまで年単位の時間がかかっていた日本語のフォント制作を、極めて短時間で実現できるとしている。 今回の特許出願は
「さかなかるた」株式会社千葉印刷は、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で、「さかなかるた」の先行販売を開始した。「さかなかるた」は、魚のきらめきやウロコのテクスチャなどを特殊印刷で再現したかるた。一般販売予価は3,960円(税込)で、「GREEN FUNDING」でのプロジェクトでは、早期割引やセット販売などでの各種の割引のある支援プランが用意されている。 本商品は、全24種の取り札+全24種の読み札と説明書で構成。取り札の表面には魚の画像(ウロコやきらめきなど)、裏面には魚の全体写真と名前、情報や雑学が記載されている。読み札には、表面に取り札のヒントと取り札の解答用写真を掲載。一般的な複数人でのかるた遊びはもちろん、1人でも何の魚かを当てるゲームとして楽しめる。 素材には特殊合成紙(ユポ)が用いられており、風呂など水の中でも使える耐水仕様。本物の魚のようなキラめき
世界で最も多く消費されている熱帯果実の一つ、バナナの年間生産量は、約1億1983万トン。生産されている果実全体の、16%にあたる。ただ、消費量が多いことは同時に、大量の廃棄物を出しているということでもある。バナナの消費に伴い、廃棄される「皮」の量は、年間およそ350万トンにのぼっている。 バナナがこれほど多くの廃棄物を出す理由のひとつは、皮は食べられない、使い道がないという誤解だ。実際にはバナナの皮は、適切に調理すればおいしく食べることができる。さらに重要なのは、機能性食品用原料としての、大きな可能性を秘めているということだ。 バナナの皮には、タンパク質、食物繊維、ビタミンC、ビタミンA、カルシウム、鉄、必須アミノ酸、多価不飽和脂肪酸、抗酸化物質、カリウムが豊富に含まれている。また、メンタルヘルスや神経系の機能、血圧のコントロールに重要な役割を果たすドーパミンやエピネフリン、ノルエピネフリ
Supported languages: Albanian, English, Basque, Czech, Danish, Estonian, Finnish, French, Dutch, Croatian, Irish, Hungarian, German, Italian, Lithuanian, Latvian, Norwegian, Polish, Portuguese, Romanian, Slovakian, Slovenian, Serbian, Spanish, Swedish, Turkish + Russian, Ukrainian, Belorussian, Serbian, Macedonian, Bulgarian (containing special Bulgarian characters alternates) Agipo is an elementa
設計・デザイン+ディレクター/村上祐資(FIELD assistant代表・極地建築家) Pr+制作/佐藤康博、一丸欣司(日本トーカンパッケージ) 缶やレトルトパウチなど容器の製造技術に強みを持つ東洋製罐グループは8月、今秋からダンボール製の組立式テント「DAN DAN DOME」の提供を開始すると発表した。社会課題に向き合うプロジェクトの一環で、同社グループの日本トーカンパッケージと極地建築家の村上祐資さんが共同で約半年かけて開発した。高さ約3メートル、幅・奥行は3.6メートルのドーム状で、被災地や観光地、イベント会場などでの使用が想定されている。ネジやボルトが不要で子どもの力でも組立ができ、捨てる際の分別もしやすい仕様だ。 開発パートナーとなった村上さんは「極地建築家」という肩書のとおり、南極や北極、エベレストなどに通算1000日以上の滞在経験がある。この10年はプラスチックダンボール
20世紀近代建築の巨匠ル・コルビュジエ(1887-1965)。日本に住む人にとっては、東京・上野の国立西洋美術館が最も身近な彼の仕事であろう。または今日、家具メーカーのカッシーナ社が生産するシェーズ・ロングを思いうかべる読者もいるかもしれない。しかし彼の人生を振り返るとき、もうひとつ忘れてはいけない領域がある。それは自動車だ。 イタリア北部トリノの絵画館「ピナコテカ・アニェッリ」では、ル・コルビュジエと旅をテーマにした企画展「旅・オブジェそしてコレクション」が2021年4月から9月まで開催された。 本人が旅先で手に入れ、創作のインスピレーションを得た物が数々展示された (photo : Pinacoteca Agnelli)旅にアイデアとインスピレーションを求め続けた彼の人生を、パリの自宅を修復した後に発見されたさまざまな物で回顧するものであった。ル・コルビュジエにとっては「objets
荒れ狂う大海原の上に猫の姿 あえてそのまま立体化した理由 猫の使い心地を一番に開発 SNS上で、とある猫用の爪研ぎが話題をさらっています。浮世絵師・葛飾北斎の作品をモデルに、図柄を忠実に再現した逸品です。平面に描かれた名画の世界を、なぜ立体にしようと考えたのか? 「渋すぎる」と評判のアイデアの出どころについて、製造・販売元企業の担当者に尋ねました。(withnews編集部・神戸郁人) 荒れ狂う大海原の上に猫の姿 人気を博しているのは、雑貨の企画・販売などを行う、フェリシモ(神戸市中央区)の商品「名画をたしなむ猫のつめとぎ〈葛飾北斎 神奈川沖浪裏〉」です。 富士山を遠くに望む、荒れ狂う大海原を描いた、北斎の代表作「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」。その風景を、幅59センチ・高さ約40センチ・奥行き約20センチの段ボール細工として、造形化しています。 手前側に位置する小波部分を、幾重にも
D4V デザイン・ディレクター 高橋亮さん、sio オーナーシェフ/シズる 代表取締役 鳥羽周作さん、カウンターワークス 取締役/CDO 山本健人さん。ベンチャーキャピタル、経営者、CDO とそれぞれ異なる立場からスタートアップに関わる3人にデザインについて話してもらった。 デザインの意味が大きく変化してきている 鳥羽:今は多くのデザイナーが課題解決に取り組んでいますが、そもそも課題を見つけられる人が少なくなってきています。だからデザイナーの役割が「課題を見つける能力」と「それを解決する能力」のセットになっていますよね。デザインの意味が大きく変わってきた。以前は経営者にデザインの話をすることはなく、広告業界やアーティストの世界の話でしたから。今回の僕ら3人も、仕組みをデザインする側ですし。 山本:事業会社がUIデザイナーやプロダクトデザイナーを募集するようになったのって、ここ7~8年ぐらい
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