昨年、この作家の『ダンジョン飯』1,2を読んだ。ゲームをベースにしたグルメマンガだったが、僕は面白く読んだ。ゲームにまったく親和性がなく、知識もない、60代の人間が読んでも「面白い」と感じたのである。これは何かあるんじゃないかと思って、年間ベストにあげた。周囲の学生たちは「いやあ、あれをあげるのはちょっとーー」という雰囲気だった。あまりにあざとい、ということなんだろうか。ただ、僕は「あざとい」部分以外のところで面白いと思ったので、あえてあげたのだった。 その後、短編集『ひきだしにテラリウム』『竜のかわいい七つ子』『竜の学校は山の上』を読んで、確認し、確信した。俺は間違ってない、と。まず、僕はこの作家の作品が、その絵や発想やテイストが、好きなんである。そして、そこに共通する「すっとぼけた哀愁」みたいな感覚が、じつは『ダンジョン飯』にすら、ほのかに漂っている。中で一番好きなのが『竜のかわいい七
このサイトについて 「音楽やファッションを仕事にする」というと、おそらく多くの人は、ライブのステージやファッションショーを思い浮かべるでしょう。しかし、華々しい世界をつくり上げてきたビジネスは、いま大きく揺れ動いています。インターネットをはじめとする新たな社会環境のなかで、業界全体が「これまでどおりのままでは上手くいかない」という悩みに直面しているのです。 これから音楽やファッションの世界に入っていくためには、仕事のあり方と根本から向き合わなくてはなりません。1枚のCD、1着の服が出来上がって人々の手に届くまでには、多くの人が関わっています。生産や流通の仕組みが変わっていくなかで、様々な役割のもつ意味をとらえなおし、新しい仕事のやり方を自分で発見していくことが求められているのです。 京都精華大学ポピュラーカルチャー学部では、音楽とファッションの分野で仕事をする方々にインタビューを行いました
1千人前後が保育所落選――。子育て世帯を中心に、関西有数の「住みたい街」として人気の大阪府吹田、豊中両市が、新年度を目前にして深刻な事態に陥っている。千里ニュータウン(NT)の再開発などに伴い、大規模マンションが続々と建設。喜ばしいはずの街の若返りが、保育所不足という新たな課題を生んでいる。 吹田市では認可保育所や認定こども園など「認可保育施設」への4月入所に過去最多の2481人が申し込み、1次選考で4割にあたる1018人の行き先が決まらなかった。 「まさか全部落ちるなんて」。長女(1)の入所を申し込んだ公務員の女性(30)は途方に暮れた。申込書には第6希望まである記入欄の欄外まで計8カ所の施設名を書いた。「育休は延ばしたくない。認可外の保育所に預けるしかない」と話す。 市が選考結果を発送したのは先月12日の金曜日。週明けの月曜日、市役所は赤ちゃん連れの母親らであふれた。電話が鳴り続け、職
《保育園落ちた日本死ね!!!》と題した匿名のブログが注目を集めている。1億総活躍社会のかけ声とは裏腹に、なかなか解消しない待機児童問題を指摘する内容で、国会でも取り上げられた。ネット上では同じ境遇の人たちから共感の声が相次いでいる。 ブログが書かれたのは2月中旬。《何なんだよ日本。一億総活躍社会じゃねーのかよ。昨日見事に保育園落ちたわ。どうすんだよ私活躍出来ねーじゃねーか》。怒りをぶつけるような書きぶりだ。 2月29日の衆院予算委員会では、民主党の山尾志桜里議員が取り上げた。安倍晋三首相は「匿名である以上、実際に本当であるかどうかを、私は確かめようがない」と答弁。議員席からは「誰が(ブログを)書いたんだよ」「(質問者は)ちゃんと(書いた)本人を出せ」とやじが飛んだ。 記者がメールでブログの主に連絡を取ると、東京都内に暮らす30代前半の女性と名乗った。夫と間もなく1歳になる男児と3人暮らし。
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