不安層は年齢とともに増え、いずれの年代でも女性が男性を上回り、今回の調査では最も年齢階級の高い50歳代の女性では82.2%であった。これは、女性の方が男性より、休校や日用品の買い出しをはじめ、新型コロナによる暮らしの混乱の影響を受けやすいことに加えて、不安を感じやすいという性差の影響もあるのだろう。 2|職業別 職業別に見ると、男性では不安層は「公務員( 管理職以上)」(75.3%)で最も多く、次いで僅差で「正社員・正職員(管理職以上)」(72.4%)、「公務員(一般)」(72.2%)、「正社員・正職員( 一般)」(69.4%)「、経営者・役員(」68.4%)と続く。 男性では、出社制限やテレワークへの切り替え指示といった現場のマネジメントを担う管理職層では、負担感が強いために不安が強い様子がうかがえる。 一方、女性では不安層は「専業主婦」(84.8%)で最も多く、次いで僅差で「自営業・自