小平市内の図書館で1月25日、本の貸し出しや返却、普段入ることのできない書庫の見学や裏方の仕事を家族で体験する「冬の家族1日図書館員」が行われた。 図書清掃室での様子 図書館の裏側の仕事体験を通じて、図書館の仕組み、役割、利用方法を理解し、面白さや楽しさを知ることで、利用者の増加につなげることを目的とした同企画。 中央図書館の湯沢瑞彦館長によると、夏休みに行う「夏の1日図書館員」は1990年から毎年実施してきたが、応募多数で落選する家族が多く、昨年度から冬も実施することになったという。市内在住の小学生、中学生とその家族が対象で、今回は、中央図書館と花小金井、小川西町、喜平、上宿、津田、大沼の地区図書館の合計7館で9家族の応募の中から選ばれた8家族が参加した。 中央図書館では、2家族4人が参加。午前9時に湯沢館長のあいさつや自己紹介が行われた後、10時の開館時間までに終わらせなければならない