ソーシャルメディアの象徴的な企業「Twitter」が上場した。米国時間11月7日、ついにその日を迎えたTwitter株の初値は公開価格の26ドルに対し73%上昇の45.10ドル、時価総額は一時316億ドルとなった。 同社は過去3年間で3億ドルという巨額の損失を重ね続け、直近四半期でも6,500万ドルの損失を出している。2014年の売上見込みは9億5,000万ドル、利益は2015年までは見込めない。 まだ創業7年目、収益もあがっていないTwitterの上場初日の時価総額は、米国の名だたる伝統企業の時価総額を超えた。44億3,000万ドルの売上と15億ドルの調整後利益(2013年見込み)を出している米ヤフーの時価総額およそ337億ドルと対比しても、さほど見劣りしない。つまり、期待が相当に先行していることになる。 「過熱感」をモバイル収益化で乗り切ったFaceBook 期待先行の様相が強かったF