奈良県知事選で落選が確実となり、あいさつをする荒井正吾氏=奈良市で2023年4月9日午後8時9分、野原寛史撮影 9日投開票の大阪府知事・大阪市長のダブル選は、地域政党「大阪維新の会」が完勝した。自民党が分裂した奈良県知事選でも日本維新の会公認候補が初当選し、自民は次期衆院選に向けて警戒感を募らせる。一方、与野党対決となった北海道知事選は自公系が勝利し、野党連携の課題が浮き彫りとなった。 ◇ 自民党の森山裕選対委員長は9日夜、奈良県知事選で維新候補に当選を許したことについて、党本部で記者団に「何とかいい調整はできないかと思って力を尽くしたけれど、結果として、そのことがなされることがありませんでした。ただ奈良県民の皆さんの厳粛な選択ですので、真摯(しんし)に受け止めたい」と語った。 奈良県知事選は、無所属の現新2氏が出した推薦要請を巡り、自民県連が分裂。組織が一枚岩になれなかったことが最後まで
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