板垣さん、おとめ座の銀河に通算58個目の超新星を発見 【2010年5月12日 VSOLJニュース(242)】 新天体捜索者の板垣公一さんが、おとめ座の方向にある銀河NGC 4877に超新星2010cpを発見した。板垣さんの超新星発見は今年2個目、通算発見数は58個となった。 VSOLJニュースより (著者:山岡均さん(九大理)) (左)2007年2月のNGC 4877と(右)超新星2010cpの発見画像。クリックで拡大(提供:板垣公一氏) 遊佐徹氏撮影の確認画像。クリックで拡大(提供:遊佐徹氏) 春の空はかすみや黄砂で朧になりやすく、天体観測は少し困難なこともある時期ですが、そんななかで日本人アマチュア天文家によって超新星が発見されました。発見したのは、山形県山形市の板垣公一(いたがきこういち)さん、これまで多種多様の新天体を発見してきた、日本を代表するベテラン天体捜索者です。 板垣さんは