今年8月に現役を引退した元日本代表DFの内田篤人氏は今月31日に開幕する全国高校サッカー選手権の応援リーダーを務めることになった。9月には日本サッカー協会(JFA)が新設した「ロールモデルコーチ」に就任し、U-19日本代表候補のトレーニングキャンプにもたびたび参加。育成年代の指導に携わる中、現在のユース年代のプレイヤーにどんな印象を受け、自身にとっての指導者への道を今どのように考えているのかを聞いた。 ―選手権に出場する高校生にどんなメッセージを伝えたいですか。 「選手権に出れるというのは、厳しい予選を勝ち上がって自分たちで勝ち取った出場権ですから、年末年始は自分たちしかやれていないという誇りを持って、全力でプレーしてほしいなと思います」 ―今年は新型コロナウイルスの影響で高校生年代もインターハイなど様々な大会が中止になりました。 「勉強や受験など、学校生活も含めて、いろいろイレギュラーな