「運転が心配だと言われるが…」簡単には免許返納できない「地方高齢者の苦悩」 実情を踏まえた選択肢とは? 今月17日にも大阪府大阪狭山市のスーパーで3人が死傷した痛ましい事故が起きたように、高齢者のドライバーによる事故が相次いでいる。となると話題にのぼるのが「免許返納」だが、産経新聞の記事によれば、2019年には75歳以上の免許自主返納数が35万428件にのぼり、全体の58.3%を占めたが、地方など交通手段の乏しい地域の高齢者は返納を渋る傾向にあるという。 地方の自動車移動への依存の実態や、自家用車の代替手段の少なさ……、簡単には免許返納できない地方の高齢者の実情と、それを踏まえた一つの選択肢とは。 取材・文/伊藤真二 地方部の「自動車依存」の実情 国土交通省の調査によると、三大都市圏を除く地方部では20代以上になると移動手段として自動車が担う自動車分担率が5割を超え、その割合は80歳以上の
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