ウクライナ侵攻に多くの誤算 プーチン・習近平の中ロ首脳会談が導火線に点火か?! これからどういう行動をとるかが21世紀における各国の将来を想像以上に制約する 田中秀征 元経企庁長官 福山大学客員教授 ウクライナからの難民が、2月24日のロシアによる軍事侵攻から1カ月強でついに400万人を超えたという。この数字を見るだけでも、今回のロシアによる侵攻がいかに非道なものか、歴史に深く刻まれることになるだろう。 その半数を超える難民を、隣国のポーランドが黙々と、当然のことのように受け入れている。そして、それが日本も含む世界的なウクライナ支援の広がりにつながっている。 単なる国連憲章・国際法違反ではない凶悪な事態 ここで確認しておきたいのは、ロシアが突然、一方的に、容赦なくウクライナに侵入し、破壊と殺戮(さつりく)の限りを尽くしているのに対し、ウクライナはロシアに一歩も踏み込んでいないし、ロシアの街
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