本放送を録画し損なってしまった「証言記録 兵士たちの戦争」シリーズの「“ベニヤボート”の特攻兵器 〜震洋特別攻撃隊〜」の回、本日無事に録画できました。元隊員の方の「最期の棺桶がベニヤ板とはな」とか(最初に震洋を見たとき)「げんなりした」といった証言が特に印象に残ります。いずれも(平和な時代に生まれた者なりに)よくわかる心情ですが、他方で「持てる技術のすべてとふんだんな資源をつぎ込んだ兵器であったら“死に甲斐”を感じさせることがより容易になるのか?」という問題も感じるからです。もちろん現実問題としては、技術面でも資源面でもアメリカに大きく遅れをとったがゆえに出てきた作戦が特攻であったわけですが。なお番組では軍令部が搭乗員の脱出方法を検討したことにも触れていましたが*1、証言者によれば搭乗員(予定者)には「生きて帰れない」作戦であるという説明がなされていたとのことです。 次回の放送は来週です。
ここは、予習課題と練習問題の問題を示します。いわば「 NATROM氏の詭弁を見抜く練習問題シリーズ」の目次ともいうべきエントリーです。(尚、現在練習問題作成中ですので、今後、練習問題追加し本文記事変更するかもしれません。) 0.予習課題(2009年11月24日出題): 「NATROMの日記」の2009年9月25日のエントリー[シートベルトは死亡を防がない? ニセ科学を見抜く練習問題シリーズ]等について「NATROMの日記」でのNATROM氏の奇弁の解明を目指すシリーズです。 とりあえず、予習として、「NATROMの日記」の2009年9月25日のエントリー「[シートベルトは死亡を防がない? ニセ科学を見抜く練習問題シリーズ]の記事本文とコメント欄を見てNATROM氏の詭弁を探して見てください。 1.練習問題(1)必殺・濡れ衣着せの術(2009年11月25日出題): NATROMの日記の200
まずはおさらいから。 私が『高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決(強制集団死)」の記述から「軍命」を削除した教科書検定』の異様さに、遅まきながら気がついたのは2007年6月の頃。それまでは、歴史教科書に第二次世界大戦の沖縄強制集団死は日本軍の強制である事は普通に書かれていたという。 これまでの教科書記述は、長年にわたる沖縄戦研究の成果をふまえて、「集団自決」は日本軍の強制によっておきたものであり、日本軍による住民被害の一つの類型として説明するというものが定着してきていた。しかし、今回の検定の結果、「集団自決」を日本軍によってひきおこされた住民被害から切り離し、別の出来事として解釈できるような叙述に変えられた。このことにより、なぜ、あるいはだれが住民を「集団自決」に追いやったのかという理由がわからなくなり、教え方によっては、お国のために自ら進んで命を捧げた尊い行為であるという説明が可能になるよう
奄美諸島, 鹿児島, 沖縄400年前の史実のみをことさら取り上げ、謝罪と賠償を要求しているかのように批判し騒ぎ立てる無知な馬鹿には、『その無知を恥じよ』とだけ言っておきたい。琉球王国に侵攻し勝利した薩摩が江戸時代を通じて奄美を直轄植民地にして搾取したことすら知らない馬鹿も多いだろうが、明治時代から大正、昭和にかけては鹿児島県主導で奄美の黒糖の売買を独占しようと画策し、その画策が潰えると鹿児島県であるにも関わらず奄美への投資を拒み、植民地時代にその有り様を搾取の島として変容させられたまま放置政策をとりほったらかし、そのまま太平洋戦争に突入、その後のアメリカによる異民族支配で奄美はついこの間まで何百年間も継続して疲弊しその身を差別されていた。薩摩出身の政治家、言論人、知識人は日本全体のことやアジア、世界の問題などには声高に発言しても奄美のことに言及しているのか?都合の悪いことには沈黙する自分の
中村雄二郎『悪の哲学ノート』を読んでから、ハンス・ヨーナス『生命の哲学』所収の「グノーシス主義、実存主義、ニヒリズム」という論文を読んで驚いた。 生命の哲学―有機体と自由 (叢書・ウニベルシタス) 作者: ハンスヨーナス,Hans Jonas,細見和之,吉本陵出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2008/11メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 33回この商品を含むブログ (30件) を見る呆け中年が何をそんなに驚いたのかというと、この論文でヨーナスは自らのグノーシス主義研究をふりかえり、次のように言っているからだ。 ずっと以前にグノーシス主義の研究に取り組んでいたとき、私は、ハイデガー学派のもとで学んだ視点、いわばその「光学」によって、それまで捉えられていなかったグノーシス主義的思考の諸側面を理解する立場に自分がいることに気づいた。(ヨーナス、p378) ヨーナスのグノーシ
健康増進のために、野草や野菜、果物などから酵素を取り出した「酵素ジュース」を手作りする人が増えている。腸をきれいにして免疫力を高めてくれると言われる。沖縄県宜野湾市で開かれている酵素教室などを訪ねた。 腸をきれいに/免疫力向上 ヨモギ、パパイアの実、ハイビスカスの新芽……。 宜野湾市の農産品直売所「ハッピーモア市場」で、浦崎直和さん(73)(沖縄県浦添市)がビニール袋から大量の草や果実を取り出した。 畑で栽培したものや採集した野草で、ここで開かれている酵素ジュースの教室で使う材料だ。講師の浦崎さんは「その土地の旬の植物から作る、最高の発酵食品です」と力を込めた。 ホテルの支配人をしていた10年ほど前、過労やストレスで体調を崩しがちになり、若い頃から時々作っていた酵素ジュースの効果を見直し、普及活動に取り組むようになったという。 酵素ジュースは、20種類以上の植物を刻んで作る。それを白砂糖や
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