私は結婚もしておらず、もちろん子供も先の話題なので、タイトルで不愉快になる人もいるかもしれません。 「あたしお母さんだから」という歌が巷で話題を集めている。 母になるには我慢しなければならないといった、理想の母性の押し付けや一人の人間として尊重されていない感覚を受ける人が多いのもわかる。 そういう人もいると承知で、また作詞家ののぶみ氏の経歴を度外視して子供目線で考えると、私の場合、母性をなくした母に向けてこの歌があれば、たとえば「あなたなんて産まなければよかった」「あなたは小さい頃から本当に手がかかった」「あなたはどうしていつもこんなこともできないの」と厳しい言葉を投げられたとき、あるいはその直前に、そういった言葉の暴力をこの歌は少しだけ留めてくれたんじゃないかと、たまにだけ優しい母のことを少しだけ思い出して考え込んでしまった。 ほとんどの親御さんは愛情を持ってかつご自身の母・父でない部分
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