昨日のエントリの解説。もともとは千葉県英会話講師殺害遺体遺棄事件の犯人逮捕のニュースをみて、「こいつの弁護きついよな」と思ったのが原型。この案件に関しては「殺人罪」の適用に反対する弁護方針を取らざるを得ないと考えていたから。弁護士としては被疑者が殺意を否認すれば、傷害致死を主張しなければならないだろう。あとは光市母子殺害事件のようなことが起こるかもしれない。それこそ「裁判前から有罪確定。冤罪や暴力が無くならないわけだ。やっていることはレイプ犯と同じ勝手な思いこみによる暴力だな」という弁護士に対して懲戒請求を煽った橋下徹氏及び懲戒請求をして弁護活動を疎外した人々に対する批判としては非常に的確な批判がある。しかしにも関わらず、感情的な厳罰化を主張する声は大きく、下手をすれば懲戒請求が来るかもしれない、という危機感を抱いても不思議ではないだろう。私も「裁判前から有罪確定。冤罪や暴力が無くならない