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2008年10月26日のブックマーク (3件)

  • 今週の本棚・新刊:『世界の言語入門』=黒田龍之助・著 - 毎日jp(毎日新聞)

    (講談社現代新書・756円) 才気とユーモアにあふれる筆致で読者を自発的な外国語学習へとやわらかく誘う「フリーランス語学教師」の最新作である。一言語につき見開き二頁(ページ)の短章を、あいうえお順に重ねること九〇回。理論の構築より、個別の言語を学ぶ喜びに浸ることの大切さを、著者は身を以(もっ)て示す。既知の外国語で書かれた未知の言語の文法書を買い、教材CDを音楽のように流し、いまだ読めないをも嬉々(きき)として買い求める。 広い視野から言語を眺めれば、人は「言語に対して謙虚になれる」。当然、母語を異にする他者に対しても謙虚になって、わずかな差異に潜む大きな差異に、また、差異があるからこその相互理解のあり方に気づかされるだろう。書を読んで、私はコサ語の教材を注文した。(敏)

  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 「プレスリリース」で研究の知名度を上げるのは是か非か

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文のreview・インド料理・ワイン・テニスその他についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - issues】 「頭の良くなる」たんぱく=マウス実験で確認 - 時事 「化粧・美×脳科学」研究 社会性高めるメイクの習慣 - 産経 ホットケーキ作り 工程さまざま、脳を活性化 - 朝日 インターネット検索、脳の活性化に役立つ可能性=米研究 - ロイター 失われた視覚機能を補う脳の回復メカニズムを解明 - 生理研リサーチトピックス 僕は決してIF盲信者ではないつもりですが、それでもこういうの見るとちょっと考えちゃうんですよね。CNSやNPG/Cell Press系の有名誌に採択されてバーンと表紙でも飾ってるのならその研究が注目を集めるのは当たり前だと思うんですが、そうでもない弱小誌に載った程度の研究をメディアに売り込んでわざわざ露出を増やした結果なんだとす

    nosem
    nosem 2008/10/26
     新聞やメディアに出るから,一見すごい研究成果と思われがちだけど...
  • 会議と書類の大学 - 内田樹の研究室

    ノーベル賞の物理と化学あわせて受賞者が4人出たことは慶賀すべきことであるが、いずれも20年30年前の業績についてのものであることの重大性を指摘する人が多い。 中村桂子さん(JT生命誌研究館館長)もその一人である。 今の日の研究体制であれば、20年後30年後にノーベル賞を受賞するような研究は出てこないだろうと中村さんは言っている。 「現在、ちょっと変わった新しいことを考える雰囲気がない。大学が法人化され、競争的資金と言われ、すぐに成果の出ることばかりに追われ、自由度がなくなっている。会議と書類づくりの毎日はいつか軌道修正されると思っているが。」(毎日新聞10月26日) 役人が研究をコントロールしようとすれば、必ずそうなる。 役人が教育研究活動に容喙すれば、教育研究の質は不可避的に下がる。 私の大学では「シラバスに成績評価基準を明記していない教師がいる」という理由で先般助成金が削られた。 シ

    nosem
    nosem 2008/10/26
     書類仕事でしばっておいて,それでいて研究・教育成果を出せとは無理おっしゃる