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ブックマーク / www.mumumu.org/~viking (23)

  • 「治療は結果が全て」というのなら医学的に信頼できる疫学調査を実施すべきであって、代わりに詭弁を弄するというのはおかしい(追記3件あり) - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【脳研究- issues&ニセ科学問題】 脳ブームに「待った」 学会「根拠示す配慮を」 - 朝日 2010年3月21日の朝日新聞の「代替医療のトリック」の書評に若干の違和感を覚えた - 三余亭 「脳ブーム」絡みの論争はだいぶ見てきたわけですが、最近特に注目を集めているのが藤田一郎先生の『脳ブームの迷信』を発端とするディベート。このが有名になった理由は言うまでもなく、「脳トレ」批判を明確な形で展開しているところだと思います(もっとも「脳トレ」批判は坂井克之先生の『脳科学の真実』でもなされていましたが)。 ということで、この記事でも藤田先生・坂井先生から寄せられたコメントを掲載して、「脳ブーム」の問題点を指摘しているようです。以下引用。 藤田教授は、脳トレが専門用語を交

  • 質の低い研究者をどんどん増やして「チームの選手層を薄くしてしまう」現行の日本のシステムこそが問題 - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【研究 - 全般】 日の論文の質の変化について - what_a_dudeの日記 日は「質」の低い基礎科学研究論文を「量」産する国でしかないのか:ISIトムソン・ロイターズのデータが示すもの(追記2件あり)  - 当blog 昨日のエントリはおかげさまではてブ等々で大盛況だったわけですが、そこでの議論に関してwhat_a_dudeさんが大変面白いエントリを書いて下さいました。まずは冒頭のリンクから飛んでお読みいただきたいと思います。ちなみに、実はwhat_a_dudeさんが引用なさった図は以前にpotasiumchさんがやはりご自身のblogで引用なさっていましたね。 で、そのwhat_a_dudeさんの結論はというと、以下の通り。 結論から言うと 日は論文を書

    nosem
    nosem 2010/02/27
     論文書かない先生が事務仕事や教育をいっぱい負担してくれるのは,それなりにありがたいんだけど...
  • 本物の「神経科学者」「脳の専門家」であるかどうかを見分ける方法 - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - issues&ニセ科学問題】 その人物が「似非脳科学者」の条件に該当しないかどうかチェックする PubMed or Google Scholarでその人物の業績をチェックする 2で引っかかった業績の中で、その人物が1st author(筆頭著者)かcorrespoding author(責任著者)を務めているものが多いかどうかをチェックする 僕もブクコメつけちゃったんですが、こんなblogエントリが話題を呼んでいたようですね。そこでちょっと議論になっていたのが、「○○という人物が神経科学者or脳の専門家であるかどうかを見分けるにはどうしたら良いか?」というポイント。 他の人も書いていましたが、「似非脳科学者」かどうかを見分けるのは以前エントリにした通り割

    nosem
    nosem 2010/01/08
     google scholarの論文引用具合にも注目
  • 生き延びたいポスドクは直ちに国外脱出せよ:結局若手育成は縮減される一方で、「若手・女性向け500億円」はポスドクを対象としていない - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【ドクター&ポスドク問題】 「最先端・次世代研究開発支援プログラム」骨子(案) / パブリックコメントの募集 - 総合科学技術会議 「2700億円を30件に」を減額した後で、改めて支給されるとされていた500億円の用途がほぼ決定したようです。当初の話では「若手・女性向け」ということになっていたと思うんですが、当該文書を読んでみると・・・ 2.対象とする研究者 (1)プログラムへの応募が可能な研究者は、平成22 年4月1日時点で満45 歳以下の研究者とする。ただし、女性研究者については、この限りでない。医学系の博士課程修了者、臨床研修終了者若しくは育児休暇取得者に対しては、年齢制限の特例を設ける。 (2)自己の責任で主体的に研究を進めることが可能な研究者を対象とする。こ

    nosem
    nosem 2009/12/15
     理系であればまだ海外に活路を見出すこともできるが,文系の場合,どうすればいいのだろう...寿司の握り方でも覚えるか
  • 「事業仕分け」関連エントリに頂いたコメントの数々へのお返事:正論に無理に反駁するのではなく、何よりもまず研究者自らの手による改革が最優先 - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【研究 - 全般】 はてブ:タイムリーに過ぎる「事業仕分け」:ニッポンが科学先進国の地位から転げ落ちる日はさらに早まるのか はてブ:「事業仕分け」後に想定される最悪のシナリオ:ポスドクを含めた全ての若手研究者がリストラされ、後継者がゼロになった「科学先進国ニッポン」は終焉を迎える(追記あり) はてブ:「事業仕分け」後の生き残り策を考える:徹底的に破壊して「更地」にした上で、新しく大学・研究機関の合理的な経営システムを立ち上げるべき(修正あり) はてブ:それを言っちゃあ、おしめぇよ はてブ:初めから「事業仕分け」は基礎科学研究の壊滅を狙っていた:国の全事業から15%だけ抜き出しているのに、なぜ基礎科学研究の事業はその大半が含まれているのか? コメント欄だけでなくはてブで

    nosem
    nosem 2009/11/18
     うむ,研究も論文も頑張るけど,学生さんの英語力も伸ばして,少しでも前進する!
  • 「事業仕分け」後の生き残り策を考える:徹底的に破壊して「更地」にした上で、新しく大学・研究機関の合理的な経営システムを立ち上げるべき(修正あり) - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【研究 - 全般】 (このエントリは『「事業仕分け」後に想定される最悪のシナリオ:ポスドクを含めた全ての若手研究者がリストラされ、後継者がゼロになった「科学先進国ニッポン」は終焉を迎える』の続きです) ドクター・ポスドク問題への奇策(1):日から「博士」→アカポスというキャリアパスをなくしてしまえばいい ドクター・ポスドク問題への奇策(2):給与水準を引き下げて財源を確保し、代わりに全てのポストを永遠に更新可能とする 「提言」という名前の対策(もどき)とやらの向こうに待ち受ける「正論」 / RIETI - 第7回「真の教育、研究水準の向上につながる大学改革とは」 - 当blog さて、前回のエントリでは「事業仕分け」によってどんな壊滅的影響が日の基礎科学研究に生じ

    nosem
    nosem 2009/11/13
     「アカデミアの国庫による負担を少しでも減らすため」ここは同意だが,あまりにアメリカ的過ぎないかなあ.
  • 「事業仕分け」後に想定される最悪のシナリオ:ポスドクを含めた全ての若手研究者がリストラされ、後継者がゼロになった「科学先進国ニッポン」は終焉を迎える - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【研究 - 全般】 タイムリーに過ぎる「事業仕分け」:ニッポンが科学先進国の地位から転げ落ちる日はさらに早まるのか 「提言」という名前の対策(もどき)とやらの向こうに待ち受ける「正論」 政治家からも有権者からも厄介者扱いされるアカデミアとポスドクたち:ノーベル賞受賞者が4人出ても流れは変わらないし、ハードランディングは避けられない - 当blog 某所でこの件に関する議論が沸騰しているところなのですが、その中で「今後は研究者の大リストラが始まるのではないか」という声が挙がっています。理由は至極簡単で、仕分け対象リストの中に ▽国立大学法人運営費交付金▽グローバルCOEプログラム▽科学技術振興調整費(革新的技術推進費、先端融合領域イノベーション創出拠点の形成)▽同(若手

    nosem
    nosem 2009/11/11
     研究開発で25パーセントのCO2を削減するのではなく,人間を減らして削減するんですね,もはや
  • タイムリーに過ぎる「事業仕分け」:ニッポンが科学先進国の地位から転げ落ちる日はさらに早まるのか - 大「脳」洋航海記

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文・神経科学の大衆化・ポスドク問題・ワインetc.についてマニアックに綴るblog 【研究 - 全般】 事業仕分け対象一覧(5)1 / 2 - 産経 某所で槍玉に挙がっていて、気がつきました。・・・うーむ、このリストを見るとなかなかに壮観ですね。ということで、こちらの方でも一応引用してみましょう。 (文部科学省)公立学校施設整備事業▽家庭教育支援基盤形成事業▽放課後子ども教室推進事業▽学校ICT活用推進事業▽キャリア教育総合推進プラン▽中学校におけるキャリア教育の指導内容の充実▽専門的な職業系人材の育成推進事業▽キャリア教育・職業教育の推進▽義務教育費国庫負担金▽高校奨学金(地方向け交付金)▽教員免許制度の抜改革▽免許状更新講習開設事業費等補助▽全国学力・学習状況調査の実施▽道徳教育総合支援事業▽国立大学法人運営費交付金▽大学教育・学生支援推進事業

    nosem
    nosem 2009/11/11
     おわた...
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » ここに来て悪貨が良貨を駆逐するのをさらに助長する気か?

    【ドクター・ポスドク問題】 博士課程学生に「給与」年180万円 文科省概算要求へ [1] - 朝日 奇策と現実:悪貨は良貨を駆逐する [2] / Ph.D: do's and don'ts [3] - 当blog (偶然ですが、テニス部のチームメイトのOさんからメールで、mixolydianさん [4]からメールフォーム経由で、ほぼ同時にこの記事についてのタレコミをいただいたのでした。わざわざ情報提供いただきましてありがとうございました) 何かここ数日開いた口がふさがらないという話が多いんですが、ここまで来ると開いた口から炎を噴き出してやりたくなりますね。:evil: 確かに、高等教育の無償化が進んでいない日 [5]としてはこれは画期的な試みなのかもしれません。特に学生支援機構(旧育英会)がただの「学生ローン機構」に堕している現状においては、これぐらいの施策があっても当然ともいえます。学

    nosem
    nosem 2009/09/01
    とはいえ,私大がかなり定員割れ,もしかすると閉鎖の危機なのに,どこにアカデミックポストの就職先があるのやら.
  • 日本はもはや科学先進国たり得ない:Natureが描く「科学技術立国ニッポン」の崩壊(追記3件あり) - 大「脳」洋航海記

    【大学・大学院&ドクター・ポスドク問題】 Japan's tipping point [1] - Nature 460, 151 (9 July 2009) With changing demographics, a tight economy and increasing competition, Japan could slide from the top ranks of research nations. Drastic action is needed. Natureのeditorialにこんな記事が出ていました。ともあれお読み下さい。要約ですので、読みやすさを考慮して内容の順序を多少入れ替えたり意訳に置き換えてあります。 「(特に中国の台頭による)国際的競争の激化と若い国内労働力の減少により、日は世界の科学先進国グループからはじき出される恐れがあり、それは現在の豊かで安定した

    nosem
    nosem 2009/07/11
     研究も大事かもしれないけど,政府の台所事情も大変なので,大学や研究にいっぱい金出せとは言いづらいよな
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 一般大衆にも人気の出る基礎科学の条件:天文学という実例に見る

    【科学】 天文学が人気があるのなぜか [1] - 地獄のハイウェイ 【備忘録】何であなたは自分の研究成果を一方的に売り込もうとしているの? [2] - Science and Communication 科学リテラシーやニセ科学の問題、はたまたポスドク問題などアカデミックキャリアにある人間なら誰しも関心を寄せる諸問題をいつも切れ味鋭い分析で斬ってのけておられる、katsuya_440さんのところで面白い話題が取り上げられていたので、僕も便乗してみようと思ったのでした。 何を隠そう、僕は中高生の頃は科学少年というか天文少年で、スポーツもやってはいたものの、主に天文部で青春を過ごしたものでした。合宿の時に自分で125mm径とか200mm径の鏡筒(「望遠鏡」とは言わないのです)とごっつい赤道儀を操って「メシエ・マラソン」をやったり、昼休みの太陽観測当番の時にコンビニおにぎりを頬張りながら黒点のス

    nosem
    nosem 2009/07/10
     まあ僕は専門家集団の前でもうまく説明できないへなちょこレベルだがな
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 「ポスドクに持参金」制度は「任期付き博士会社員」を生むだけで問題の解決にならないし、単なる厄介払いでしかない

    【ドクター・ポスドク問題】 ポスドク採用で480万円支給 文科省、企業の募集開始 [1] - 朝日 記事タイトルは文科省となってますが、厳密にはJSTですね。ともあれ、以前から問題視されてきた「ポスドクに持参金」制度がついにキックオフということのようです。 この問題については当blogでは特に取り上げてこなかったのですが(企画段階で取り上げるのもアホらしかったので)、他所のblogではかなり批判的に取り上げられているようです。Googleブログ検索でもこんな感じで出てきます。 [2]例としてこんな感じの記事が見つかりますね(TBは送っておりません)。 500万円持参金の愚 - 博士の道しるべ [3] まきこみ計画 :: 持参金でポスドク問題を解決? [4] ポスドクは全部で1万6000人ぐらいいるので、100人を企業に送り込んだところで何の解決にもなりません(まさに大海の一滴)。そして、い

    nosem
    nosem 2009/07/04
     日本ポスドク党ができたら匿名で寄付します
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 切り口を変えて見てみる:なぜ日本の社会ではアカデミア蔑視が根強いのか

    http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?feed=rss2p=2830 http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=2828 http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=2828#comments Mon, 08 Jun 2009 23:56:21 +0900 viking headlines http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=2828 http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?feed=rss2p=2828 http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=2827 http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/?p=2827#co

    nosem
    nosem 2009/06/10
     スポーツ選手と同じ感じかもね,がんばってオリンピックに出ても,基本的に企業で即戦力にはならないだろうからね
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 「MR. BRAIN」本放送の第1話を通しで視聴してみた:伝聞よりはマシだったが、正直いって「そんな脚光なら浴びたくない」(追記あり)

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文のreview・インド料理・ワイン・テニスその他についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - issues&ニセ科学問題】 MR. BRAIN第1話あらすじ - TBS さて、昨日のエントリの続きですが。何とうちの研究所の友人の一人が第1話を全部動画に録画していて、mp4ファイルで送ってくれたのでした。ということで、改めて第1話編をざっとですが通しで視聴してみましたので、その感想および以前放送前に書いたエントリの内容を踏まえて正確なコメントをつけてみようと思います。 (以下ネタバレ注意!:未見の方はご覧にならずに「戻る」ボタンをクリックしてください) いきなりネタバレ部を書くと未見の方に失礼なので、とりあえず僕が実際に視聴して確認したどうでもいい部分だけ列挙しておきましょう。 <神経神話> 「ヒトの脳は普段は5%しか使われていない」(オープニ

    nosem
    nosem 2009/05/27
     やはりこうなってしまったか...
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » アカデミアにおける二つの問題が招いた悲劇

    【大学・大学院&ドクター・ポスドク問題】 東北大大学院生が自殺…博士論文、2年連続受け取り拒否され [1] - 読売 東北大、院生自殺は指導に過失 准教授は辞職 [2] - 47NEWS すべる話ではありません:飛び降りる話、飛び込む話、はたまた吊る話 [3] - 当blog過去エントリ 正確にはこの記事に対するはてブ [4]が当blogへのリンクを張っていたことにリファラを見ていて気付いて、そこから記事にたどり着いたのでした。ちなみに文書公開という形ではなく記者会見での調査結果公表だったようですね。 まず素直な感想を書いてしまうと・・・若い命が自殺という形で失われたことは大変痛ましく、ご遺族にかける言葉もありません。指導教員だった准教授は既に辞職しているそうですが、どう見てもS氏 [5]と同じで懲戒にかけられる前に逃げ出したということなのでしょう。自分に非がないと思うのなら懲戒委員会で堂

    nosem
    nosem 2009/05/14
     どうしたものかなあ
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 「似非脳科学者」を見分ける基準を考える

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文のreview・ワイン・インド料理・テニスその他についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - issues&ニセ科学問題】 「右脳or左脳」という言葉を使う そもそも神経科学分野において原著論文を査読あり論文誌上で発表していない 自分の研究成果について触れる際に「○○という論文誌に載った」と明言しない  脳に関わる事柄について発言する際にどのような科学的根拠が先行研究で示されているかを明言しない  他の研究者が手がけた研究内容(特に最新の内容)についてほとんど触れないか無視する 「脳科学では○○だとはっきりとわかっているんです!」という感じでやたら断言する ここ最近似非脳科学(ニセ神経科学)絡みで色々書いたわけですが、今日のテレ東のトーク番組に茂木某が懲りもせず出ているのを見てピンと来たことがありましたので、ちょっとまとめてみた次第です。題して「

    nosem
    nosem 2009/04/19
     ここまで書いて航海記さんが学会でいじめられたりしないか,心配だ
  • 大「脳」洋航海記 » 民間企業が行う「脳科学」実験とやらの結果はどう評価すべきなのか

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文のreview・ワイン・インド料理・テニスその他についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - issues&ニセ科学問題】 脳科学マーケティング実験、「ガンバ」ファンと「ハーレー」ファンの脳の違いとは? - MarkeZine 何ていうか、タイトルの時点で突っ込みどころ満載の記事ですね。そして中身を読むと突っ込みどころが目のやり場のないくらい所狭しと並んでいて、実に困ってしまいます。 とりあえず最初に突っ込んでおくべきは、何といってもそれぞれの賦活部位に勝手に機能的説明を割り当てている箇所かと。・・・うーん、hippocampusが「記憶」なのはいいんですが、DLPFC(というかこれはSFSよりややdorsal側のSFGだと思いますが)が「意志決定」(業界標準用語の「意思決定」ではないらしい)だというのは変だなぁというか。意思決定に関連するとい

    nosem
    nosem 2009/04/09
     脳科学系の論文って,国際誌でも実験の細かな条件なんかを書かないのが多いと思うのですが...記事は参考になりますね
  • http://www.mumumu.org/~viking/blog-wp/%253Fpage_id=2178

    nosem
    nosem 2008/12/07
     容赦なさすぎワロタ
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » 「プレスリリース」で研究の知名度を上げるのは是か非か

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文のreview・インド料理・ワイン・テニスその他についてマニアックに綴るblog 【脳研究 - issues】 「頭の良くなる」たんぱく=マウス実験で確認 - 時事 「化粧・美×脳科学」研究 社会性高めるメイクの習慣 - 産経 ホットケーキ作り 工程さまざま、脳を活性化 - 朝日 インターネット検索、脳の活性化に役立つ可能性=米研究 - ロイター 失われた視覚機能を補う脳の回復メカニズムを解明 - 生理研リサーチトピックス 僕は決してIF盲信者ではないつもりですが、それでもこういうの見るとちょっと考えちゃうんですよね。CNSやNPG/Cell Press系の有名誌に採択されてバーンと表紙でも飾ってるのならその研究が注目を集めるのは当たり前だと思うんですが、そうでもない弱小誌に載った程度の研究をメディアに売り込んでわざわざ露出を増やした結果なんだとす

    nosem
    nosem 2008/10/26
     新聞やメディアに出るから,一見すごい研究成果と思われがちだけど...
  • 大「脳」洋航海記 » Blog Archive » アカデミアという名の斜陽産業

    神経科学系のポスドクが、脳研究に関する論文のreview・インド料理・ワイン・テニスその他についてマニアックに綴るblog 【ドクター・ポスドク問題&大学・大学院】 大学の社会的役割とは? - 地獄のハイウェイ 大学院ギルドの未来 - 実験的WEB随想録 ポスドク問題は終わったのかもしれない - 5号館のつぶやき 来春の大学・院卒求人バブル超え - 読売 そもそも日に現在の大学システムは必要なのか? - 当blog いつも拝読しているkatsuya440さんのところとaatmanさんのところから、興味深いエントリが上がってきました。詳しい内容はリンク先をご覧いただきたいのですが、「大学院はともかく大学は研究者を育てる場とは限らない」「大学院(アカデミア)は閉鎖的で利権を貪った中世のギルドと変わりがない」というのはまさにその通りだと思います。また、いつもお世話になっている5号館のつぶやきの

    nosem
    nosem 2008/04/27
     どっちにしても現在30台中盤以降のポスドクらは救われないんだろうなorz