昨年行なわれた“SUMMER SONIC 08”ではメイン・ステージに登場し、若手ながら堂々としたパフォーマンスでロック・ファンに強い印象を残したザ・クークス。その要注目全英若手ナンバー1ロック・バンドである彼らの、初ジャパン・ツアー全3都市、計4公演にロック・ファンが殺到、全公会場は連日大変な熱気に包まれた。海外アーティストのチケット・セールスが苦戦することも少なくない昨今、今回のザ・クークスは、各会場に多くのファンが駆けつけ、“近来まれに見る盛況”に、各地の関係者も嬉しい驚きだ。公演は、最新作『コンク』からのシングル「オールウェイズ」でいきなり観客を興奮のるつぼに叩き込み、全21曲、走り抜けるような若さ溢れるステージとなった。ショーのハイライトの1つはヒット曲「ドゥ・ユー・ワナ」。東京公演初日には、同楽曲でヒート・アップしすぎた女性ファンが下着を投げ入れるという“熱すぎる”ハプニングま