最近、サンマやスルメイカなどの不漁のニュースを頻繁に耳にするようになりました。今日は、日本周辺の主要な魚介類の半数が資源量危機というこちらのニュースを深掘りしてみましょう。 日本周辺海域で取られている主要な魚介類を魚種や分布域で分けると、北海道のホッケや日本海のスケトウダラなど、ほぼ半数は資源量が少ない状態だとの評価結果を水産庁が8日までにまとめた。2割超は少ない上に近年、減少傾向にある。一方、資源量が豊かだとされたのは2割に満たず、水産庁は「回復に向けた資源管理が重要だ」と指摘している。 出典:共同通信 魚介類の半数、資源量危機 このニュースの元となったのはこちらの水産庁のプレスリリースです。 http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/sigen/181030.html 資源の半数が低水準というと驚く人も多いと思いますが、実は、現在の資源評価が始まった1996年