エチオピアで現代のライオンに匹敵する巨大なカワウソの化石が発見されたそうだ。 クリクリしたまなこがキュートで、最近ではペットとしても人気らしいカワウソだが、大昔は恐れられていた存在だったようだ。 新たに発見された「エンヒドリオドン・オモエンシス(Enhydriodon omoensis)」の体重は、推定200kg。半水生の一般的なカワウソと違い、陸上で大型ネコ科動物のように草食動物を狩って食べていたという。 今から350万〜250万年前、そんな危険な大型カワウソが、まだ体が小さかった私たちの祖先の周囲におり、おそらくは食べ物をめぐって競争していたと考えられるそうだ。 この研究は、フランスの学術誌『Comptes Rendus Palevol』(2022年9月5日付)に掲載された。
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