北名古屋市役所は440台のシンクライアント端末を導入し、全職員が使える環境を構築した。仮想PCのリソースを自動的に割り振ったり、アプリケーションの更新をサーバ側で一括管理したりできるなど、運用管理の手間を減らせる。 愛知県北名古屋市は、440台のシンクライアント(記憶媒体を持たない端末)を導入し、運用を開始した。職員が利用する端末のセキュリティ強化や運用管理の工数削減を狙う。システムを導入したNECおよびNECネクサソリューションズが1月27日に発表した。 2006年に師勝町と西春町が合併してできた北名古屋市は、仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」を導入し、北名古屋市役所の全職員が440台のシンクライアント端末「US100」を使える環境を構築した。 同システムは、利用者ごとに異なるPC環境をサーバ上に仮想的に構築して、集約・稼働するもの。使う端末の負荷に応じ