■iPhone版をバージョンアップし、新たにスクラップブック機能を搭載しました。アプリを更新してお使い下さい。(9/15) 「沖縄はゆすりの名人」などと発言したとして、米国務省日本部長を更迭されたケビン・メア元沖縄総領事の著書「決断できない日本」(文春新書)が、沖縄で売れている。発売から1カ月。主な書店で売れ行き1、2位を争う。憎まれっ子の本、世にはばかる。「安全保障の現実を見ろ」と上から目線で説く内容に共感しているわけではなさそうだ。 大手書店、ジュンク堂那覇店では7〜13日の1週間だけで40冊売れた。ランク2位。本が売れないと言われる沖縄では、通常の3倍以上の勢いだ。「沖縄では嫌われそうな内容なのに」と森本浩平店長は驚く。 県庁そばのリブロ・リウボウブックセンター店では、佐野眞一氏の「沖縄/だれにも書かれたくなかった戦後史」(集英社文庫)を抑えて1位になった。 著書でメア氏は、日米同盟