【アンカラ=花房良祐】トルコの原子力発電所建設計画で、三菱重工業―仏アレバ連合が受注することが固まった。日本の官民とトルコ政府は3日、首都アンカラで協議し、三菱・アレバ連合が原発を建設し現地で売電事業に乗り出すことで大筋合意した。建設する原発は4基で、総事業費は220億ドル(約2兆円)規模。東日本大震災以降、官民連携による初の海外受注案件で、日本の原発輸出に弾みがつきそうだ。トルコ、日本双方の
政府の産業競争力会議は3日、「立地競争力の強化」をテーマに会合を開いた。民間議員の竹中平蔵慶大教授が、安倍晋三首相が主導して「アベノミクス戦略特区」を創設し、東京への外資系企業の誘致や農業の輸出競争力強化を重点的に進める計画を提案した。新藤義孝総務相も歓迎の意向を示した。 「アベノミクス戦略特区」は、これまで地方の要望に基づいて規制緩和や優遇措置を行ってきた特区制度を、政府主導に改めるのが特徴だ。首相や関係閣僚、民間議員による「特区諮問会議」を設置し、特区の構想を練って地域を指定。新たに設ける「特区担当相」と、指定された地域の首長や民間企業が運営の実務を担う。
国際報道で優れた成果を挙げた記者に贈られる「ボーン・上田記念国際記者賞」の授賞式が3日夜に行われ、NHKカイロ支局長の太勇次郎記者に賞状が贈られました。 授賞式は3日夜、東京・千代田区の日本プレスセンタービルで行われ、ボーン・上田賞委員会の福川伸次委員から太記者に賞状が授与されました。 太記者は、平成5年にNHKに入局したあと、平成14年から4年間、パキスタンのイスラマバードに駐在し、アフガニスタンやパキスタンで活動を強めるイスラム過激派の動きなどを幅広く取材しました。 4年前からはカイロ支局長として中東の民主化運動「アラブの春」を各地で継続して取材し、中でもシリア情勢を巡って、たびたびシリア国内に入って内戦の状況を伝えただけでなく、市民が撮影した映像を活用してドキュメンタリーを制作するなど、映像メディアの特徴を生かした報道に取り組んだことが評価されました。 今回の受賞について太記者は「多
学校の部活動などで体罰や暴力が相次いで問題になるなか、多くの学生がスポーツ指導者となる日本体育大学で入学式が行われ、谷釜了正学長は、暴力を容認する考えは直ちに捨て去るよう新入生に呼びかけました。 東京・世田谷区で行われた入学式には、およそ1500人の新入生が出席しました。 日体大では毎年、卒業生のおよそ4分の1に当たる300人近くが、学校の体育教師になるなど、多くがスポーツ指導者の道に進んでいます。 学校の部活動やスポーツの現場で、指導者による体罰や暴力が相次いで問題となるなか、谷釜了正学長は新入生に対し、「皆さんの中には、体罰の名の下で暴力を受けた人も少なくないと思う。勝利のためなら多少の心身の痛みも受け入れるべきだと体罰や暴力を是認する考えは、直ちに葬り去ってほしい」と呼びかけました。 日体大では、スポーツ指導の場から暴力を容認する風潮を一掃しようと、「反体罰・反暴力宣言」を出し、学長
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