シリアが大衆蜂起によって、不安定化してから、長い時間が経過している。その中では、シリアのアサド政権が独裁的であることが問題だ、と主張されてきた。欧米との関係が改善されないことから、シリアの経済が低迷を続けていることも、今回の大衆蜂起の原因の一つであろう。 これに対し、シリア政府は外国の介入が状況を複雑化させ、解決困難にしてきている、と主張してきている。シリア政府に言わせれば、外国がサポートするスナイパーの銃弾が、大衆デモをより激しいものにしているのだ、ということのようだ。 こうしたシリアの混乱状況に対し、欧米は口をそろえてシリアの国民を、アサド体制の弾圧と殺戮から救え、と叫んでいる。しかし、実際にシリアの軍に対抗して軍を派遣できる国は、トルコしかあるまい。そこで、トルコに対するアメリカの評価が、俄然高くなってきているようだ。 なぜこうもシリア問題が欧米をして、重大視させているのであろうか、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く