我が国は,かねてより,シリア政府がシリア国民の切望や国際社会の声を真摯に受け止め,一般市民への弾圧の即時停止,反対派を含む国民との対話の早急かつ実質的な進展,民主化に向けた抜本的改革への早期着手を要求してきました。 しかしながら,このような我が国を含む国際社会の多くの国の呼び掛けにもかかわらず,シリア治安当局による大規模な弾圧により,引き続き,多くの民間人の死傷者が発生していることは大変遺憾です。我が国は,シリア当局による一般市民に対する武力の行使を断固として非難し,その即時停止を求めます。 我が国は,現在のシリア情勢に対する国際社会の強い懸念を共有します。バッシャール・アサド大統領(H.E.Mr,Bashar Al-Assad President of the Syrian Arab Republic)はすでに国際社会の信頼を失っており,もはや正統に国を統治することはできず,道を譲るべき
シリアが大衆蜂起によって、不安定化してから、長い時間が経過している。その中では、シリアのアサド政権が独裁的であることが問題だ、と主張されてきた。欧米との関係が改善されないことから、シリアの経済が低迷を続けていることも、今回の大衆蜂起の原因の一つであろう。 これに対し、シリア政府は外国の介入が状況を複雑化させ、解決困難にしてきている、と主張してきている。シリア政府に言わせれば、外国がサポートするスナイパーの銃弾が、大衆デモをより激しいものにしているのだ、ということのようだ。 こうしたシリアの混乱状況に対し、欧米は口をそろえてシリアの国民を、アサド体制の弾圧と殺戮から救え、と叫んでいる。しかし、実際にシリアの軍に対抗して軍を派遣できる国は、トルコしかあるまい。そこで、トルコに対するアメリカの評価が、俄然高くなってきているようだ。 なぜこうもシリア問題が欧米をして、重大視させているのであろうか、
【ワシントン時事】オバマ米大統領は18日、シリアの反体制デモ弾圧に関して声明を出し、アサド大統領に「シリア国民のために退く時が来た」として退陣を要求、アサド政権の全資産凍結と石油禁輸などの追加制裁を発動した。また、英仏独3カ国首脳や欧州連合(EU)、カナダも相次いで声明を発表、アサド大統領に退陣を求めた。 オバマ政権はシリア情勢への対応では、中国やロシアの反対で包囲網構築が困難だったことや、アサド政権後の宗派間の抗争激化に対する懸念などから、明確な退陣要求を避けてきた。しかし、弾圧激化で市民の犠牲が増大していることを受け、欧米諸国による協調行動に踏み切った。 【関連記事】 【特集】ウィキリークス〜流出した「都合の悪い」話〜 【特集】赤い星の戦闘機 ミグ&スホーイ〜北朝鮮で現役のMIG23も〜 【特集】懐かしの軍用機〜ファントム、セイバー、1点もの実験機も〜 【特集】世界の航空
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