イラク第2の都市モスル(Mosul)で、イスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」が掌握した検問所を見つめるクルド人自治政府の治安部隊ペシュメルガ(Peshmerga)の隊員(2014年6月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/KARIM SAHIB 【9月30日 AFP】イラクで勢力を拡大するイスラム教スンニ派(Sunni)の過激派組織「イスラム国(Islamic State、IS)」が歴史的な遺跡を破壊し、価値ある遺物を略奪しては闇市場で売りさばいていると29日、仏パリ(Paris)の国連教育科学文化機関(ユネスコ、UNESCO)本部に集まった考古学専門家らが警告した。 「イスラム国」はモスル(Mosul)やティクリート(Tikrit)など支配下に置いた地域で、神殿や教会、貴重な写本などを破壊し、遺跡を盗掘しては出土品を国外に売りさば