新型コロナウイルス感染症の急速な拡大に伴う一斉休校や外出自粛などにより、多くの子どもたちは今とても苦しい状況にある。 私たちの元にも、子どもたちのストレスや運動不足、学習の遅れ、生活リズムの乱れなど、様々な不安の声が届いているばかりか、既に家庭への経済的な影響も表面化している 今後、貧困の拡大、オンライン教育の普及に伴う通信環境格差の問題等、私たちが向き合っていかなければならない重要な論点もたくさん出てきている。 そんな中、子どもたちの学びに関して、まだ十分に光が当たっていないテーマがある。 それは、子どもたちが文化やスポーツ、体験活動など、オンライン教育だけでは代替できない学びの機会を失っているという問題だ。 今、感染拡大防止のためにスポーツクラブやピアノ教室、キャンプなどのあらゆる活動が自粛され、同時にそのような子どもの教育支援活動に従事する地域のNPOや団体が存続の危機に瀕している。
![キャンプ、スポーツ、習いごと。新型コロナで危機に陥る「子どもの体験」を守り抜けるか(夢職人・岩切準) | 今井悠介 | スタディ通信 by Chance for Children](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/2daae5dd35d15ca9a51f29388430fd21675283f2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcfc.or.jp%2Fstudy%2Fwp-content%2Fuploads%2F2020%2F04%2Fiwakiri_OGP.jpg)