米中西部ミネソタ州ミネアポリス市で5月25日に黒人男性が白人警官に首を押さえ付けられ死亡した事件後、初の週末となった30日、根強い人種差別に対する抗議デモが全米で行われた。事件後に解雇された白人警官は、訴追を求める声の高まりを受け29日に第3級殺人(計画性のない殺人)などの容疑で逮捕された。だがデモが収束する気配はなく、一部は警官隊と衝突するなど暴徒化。差別や公権力による暴力への怒りが全米で噴出している。【撮影・福永方人】2020年5月31日公開 簡易表示
渋谷の路上で警察官2人に押さえ込まれるなどして首に全治1カ月のけがをし、抗議デモに参加するトルコ出身のクルド人男性(中央)=東京都渋谷区で2020年5月30日、後藤由耶撮影 東京都渋谷区の路上で警察官2人に押さえ込まれるなどして首に全治1カ月のけがをした外国人男性(33)を巡り、30日、市民らによる警察への抗議デモがあった。一緒にいた友人が撮影した動画がインターネットを通じて拡散したことで約200人が集まり、警視庁渋谷署前などで「外国人を差別するな」などと声を上げた。 けがをしたのはトルコ出身のクルド人男性。15年前に来日し、定住者ビザを得て、飲食店で働いている。男性は27日、氏名不詳の警官2人を特別公務員暴行陵虐致傷罪で東京地検に刑事告訴した。男性は毎日新聞の取材に「交通違反も何もしていないのに、外国人というだけでひどいことをされた。外国人だから、話も聞かずに乱暴することが許されていいの
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