映画の35mmフィルムが滅亡の危機にある。 あと5年ぐらいで、なくなるだろうと言われているのは、 米国のメジャー(映画会社)が、DCP(デジタル・シネマ・ パッケージ)という規格で、配信を進めているからだ。 アメリカ大陸は広い。だから全米一斉公開なんかに なってしまうと、何十本もフィルムをつくって 搬送しなければならない。 それを1つのDCPファイルをサーバーに置くことで 遠くの映画館にダウンロードしてもらったり、 配信できるようになるってのが、DCPのキモだ。 統一規格にすれば、世界中どこでも上映できる。 まるで夢のようなお話…。 なのか?本当に? そして、映画館にそのシステムを導入するために 配給も金を出して、普及させようというのが、 VPF(バーチャル・プリント・フィー)なるもので、 DCPシステムを入れている映画館で上映するなら、 配給もVPFを管理している会社と契約して 負担金を
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