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ブックマーク / nov1975.hatenablog.com (7)

  • Webで誰かを説得しようという試みはたいてい無駄 - novtan別館

    どころか、自分はこう考えている、考え方が違うのは仕方がない、という合意すら得られることはそう多くない。ウェブみたいなオープン環境(それは、目に入ってしまうかもしれないけど、気にしなければよい環境でもある)において、そもそも考え方が違う同士で議論する羽目に陥っている時点でその結論は目に見えているんだけど。 ただ、議論の果てに、お互いの立脚点が違うことに気がつかないで相手を罵倒して去る、というみたいなのは単なるアホか、あるいは絶対正義の化身(つまりバカ)か、どっちかなんじゃないかと思ったりはする。分かり合うことなんてそもそも必要なくて、お互いのポジションを見極めて、落としどころを探るだけで十分だし、それは結論付けなくてもよい。立場上、落としどころを明示することが出来なくても、議論の過程の中で、きっとこの落としどころはここだろう、ということが暗黙的に合意が得られるというのはよくある。 議論の前提

    Webで誰かを説得しようという試みはたいてい無駄 - novtan別館
  • 無断リンク、無断RT - novtan別館

    ぶっちゃけサービスの規約とかはどうでもよいし、べき論なんだけどね。 無断リンク禁止がナンセンスなのはウェブが公開するためのシステムを志向しているはずだから。コピペとしての引用は出来ればしたくない。JavaのStringオブジェクトのように、同じリテラルを持つものは同じ実体として管理されるべき。ただ、部分を上手くリンクするシステムはhttpのプロトコルにはないし、相手先の版管理もできない。しかもなくなっちゃうこともある。ウェブが出版と大きく違うのは版という考え方が上手く適用できないということと、1つしかない実体そのもの自由に消し去ることができることをかな。メタドキュメントが貧弱すぎる。何度か拡張の試みはなされてきたけど。 転載については、許可=公表のコントロールを放棄したと見做されるべき、と思っている。決して著作権の放棄ではない(し、日では放棄できない)けれども、転載を許可したが最後、今の

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  • メールアドレスの確認入力を強いるページはいつまで続くのか - novtan別館

    確かにメールアドレス間違えたらいろいろと困るわけだけどさ。 今日もあるサイトに登録しようと思ったら確認欄があるわけだ。で、メールアドレス欄だとオートコンプリートで履歴から使っているアドレスを選べるんだけど、確認欄に入れたことがないアドレスだったので出てこない。しょうがないからコピペしようと思ったけどなんとペースト無効になっていた。そこまでするかね。 改めて入力するってのはミスの元。正しいとわかっているものをコピペするなり、辞書に登録するなりすれば間違いは格段に減るんだけど、ペースト無効とかIME起動無効とか、どうしてそういう方向に行ってしまうのかなあ。まあ、次からはあのアドレスもオートコンプリートなんだけど。 間違えたらやり直しすればいいんだよ、と思ってしまいますな。

    メールアドレスの確認入力を強いるページはいつまで続くのか - novtan別館
  • 「参加感覚」と「発信する」ことの差異 - novtan別館

    ウェブで活動する、ということは原則的には全世界に「発信する」ことである、ということはなかなか認識されづらいようです。 電波メディアによる娯楽というのはその双方向性のなさから視聴者は観客席側にしか置かれない。視聴者が画面に映る機会というのはあるけれども、そのときには明確に「放送されるんだ」という意識を持っているだろうし、なおかつ、継続して登場することはない(あるとしたらすでにキャラクターとして放送側に取り込まれている)。その場合の視聴者というのは立場としては発信者側ではないですよね。いいともみたいな観客席にいろいろ振られる番組だって、集まっているのは視聴者の代表であり、そこに個々のパーソナリティーは要求されていません。番組作りには参加しているものの、決して発信者の立場になっているわけではない。 ところがウェブで何か発信することは自らのパーソナリティーを自らの責任で発信しているわけですから、立

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  • 殺人とバラバラ - novtan別館

    司法の評価は概ね「妥当な判決」であるということですね。 東京都江東区のマンションで会社員の東城瑠理香さん=当時(23)=が殺害されバラバラにされた事件の判決公判で、東京地裁の平出喜一裁判長は星島貴徳被告(34)に無期懲役判決を言い渡した理由について、「犯行は冷酷だが、残虐極まりないとはいえない」と述べた。 【神隠し公判】「残虐極まりないとまではいえない」無期懲役判決の理由 (1/2ページ) - MSN産経ニュース 残虐極まりないとはいえない、となると「バラバラの何が残虐でないのか!」と反応しがちですが、ここで評価されているのは殺人そのもののについてであって、他の殺人事件と比較しても殺人の過程が残虐であったとはいえないということでしょう。 しかし、死体をバラバラにして流すってのにみんなが嫌悪感を抱くのは残虐性というよりは犯罪を隠蔽しようという気満々なところがまず一つ、また、死体をバラバラに出

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  • ばなな批判は居酒屋店長擁護ではないんだよな - novtan別館

    店長の「落ち度」をあげつらって「あー惜しかったねえ、あなたがもうちょっと頭がよければ客が増えただろうに(ニヤニヤ」というような感じで書いているばばなが気にわない、という向き(僕みたいな)は店長の問題は棚上げ。ばなな曰くの気を利かせてれば客が増えただろうにという言い草をホントかよと思っている。 どちらかが正しいという立場からどちらかだけを責めている、のではないんだよな。

    ばなな批判は居酒屋店長擁護ではないんだよな - novtan別館
  • 「批判するなら対案を出せ!」 - novtan別館

    何がしかを批判すると、こう言われることがあります。まあ確かに批判しているだけでは建設的な話にはならない。けれど、対案を出す必要性もケースバイケースですよね。 理想論を戦わせているようなときに、その論に決定的な瑕疵があり、到底受け入れられない場合にそれを批判したら「それなら対案を出せ」と言われても、対案がなければその瑕疵が瑕疵で無くなるわけではなく。 一方、いろいろと妥協しつつも、現実的に可能で、心情的にも折り合えそうな点を探してようやく出した案に対して、どうでもいい点や、あえて目を瞑った点を責められ非難されると「じゃあ対案出してみろよ」と言いたくなりますね。あえて目を瞑ったというのは致命的ではないという判断をした結果なわけだし。 現実的な話に理想論、理想的な話に現実論をそれぞれ当ててくると、空気を読まない議論が可能です。対案出せ論法やその逆はそこの穴にはまりやすい。 現実の出来事(主に政治

    「批判するなら対案を出せ!」 - novtan別館
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