警視庁の発表が裁判で「名誉毀損(きそん)にあたる」と判断された。犯人が不明なのに、警察庁長官銃撃事件を「オウム真理教の組織的な犯行」と公表したからだ。司法手続きを無視する行為は言語道断だ。 警察の役目とは何か。犯罪があれば、捜査し、犯人を検挙する。検察官が起訴すれば、裁判で有罪か無罪が決まる。当たり前の刑事司法の手続きが無視されたとしか言いようがない。判決はそれを痛憤しているように読める。
警視庁の発表が裁判で「名誉毀損(きそん)にあたる」と判断された。犯人が不明なのに、警察庁長官銃撃事件を「オウム真理教の組織的な犯行」と公表したからだ。司法手続きを無視する行為は言語道断だ。 警察の役目とは何か。犯罪があれば、捜査し、犯人を検挙する。検察官が起訴すれば、裁判で有罪か無罪が決まる。当たり前の刑事司法の手続きが無視されたとしか言いようがない。判決はそれを痛憤しているように読める。
沖縄本島のダム貯水率、止まらない低下 少雨続けば50%割れ…PFAS対策で停止した水源から「取水再開を検討」
トップ > 社説・コラム > 編集局デスク一覧 > 記事 【編集局デスク】 想像しよう Tweet mixiチェック 2012年12月29日 古い記事を思い出して、歌手、ジュリーこと沢田研二さんの「我が窮状」を聴きました。憲法九条への「ラブソングでもある」この曲を、今も歌っているでしょうか。 自民党の安倍晋三内閣が始動しました。「国防軍の保持」など、改憲に強いこだわりを持っています。 九条をめぐる窮状、というか、議論はずっと続いてきました。PKO協力法でもイラク戦争でも、もっと前からも。九条があるから「普通の国になれない」「国際貢献できない」という声。九条があるから「誰も撃たずに済んだ」「私たちは守られてきた」という声。 今は亡きロック歌手の忌野清志郎さんは、改憲論議が盛んだったとき、ステージから「この国の憲法を知っているかい」と語りかけました。「戦争はしない、戦争に加担しない。まるでジ
【特報】中日新聞2011/5/26Thu. 地下500㍍ 核のごみ「隠す」 大惨禍を引き起こすまで「思考停止」に陥っていた原発政策。「推進」「脱」を超えて、目をそらさないでほしいのが核燃料廃棄物の最終処分問題だ。最終的には地下深い岩盤に埋めるが、受け入れ先は決まらず、「地震大国」ゆえに半永久的に安全管理する適地も多くない。原発を稼動し続ける限り、危険な放射能の害はたまり続ける。先々の世代にまで核の後始末を押しつけていいのか。 フィンランド最終処分場 雪が降り積もった凍土を、トナカイがゆったりと歩く。壮大な自然の光景に見とれていると、カメラは洞窟のような工事現場に移る。地下500㍍まで強固な岩盤を掘削して建設される、フィンランドの高レベル放射性廃棄物の最終処分場だ。 今、話題のドキュメンタリー映画「100,000年後の安全」は、世界初の最終処分場がテーマ。原発から出た大量の放射能が無害になる
「予は下野(しもつけ)の百姓なり」。田中正造の自伝はこの言葉から始まる。「小中の土百姓」「溜(ため)(下肥)かつぎ営業」とも自称した。国会議員になっても、辞めた後も生涯一農民という認識は変わらなかった(小松裕著『真の文明は人を殺さず』)▼足尾銅山の鉱毒問題を追及、明治天皇に直訴を試みた正造は、還暦を過ぎても遊水池化に抵抗していた谷中村の農民の粗末な家に泊まり込んだ。常に民衆に軸足を置く政治家だった▼銅山から渡良瀬川に流れた鉱毒は、洪水のたびに下流に被害が広がった。天災と人災が複合した「合成加害」と喝破した正造は、洪水被害の三分の二は「私欲と奸悪(かんあく)」が原因の人災と言い切った▼今年は正造の没後百年になる。五年ぶりに再登板した安倍政権は自らの原発政策への反省や検証もないまま、民主党政権が決めた二〇三〇年代に原発ゼロという方針を覆し、原発の新増設さえ視野に入れる。正造が生きていたら、「加
総理、後戻りはいけません。国民の多くは、それを望んでいない。原子力の時代を超えて「持続可能」へ向かう。3・11を真に乗り越えるためにです。
トップ > 特集・連載 > 東日本大震災 > 福島原発事故 > 福島第一原発の現状 > 記事一覧 > 記事 【福島第一原発の現状】 汚染水処理連日水漏れ 配管の破損や作業ミス Tweet mixiチェック 2012年12月29日 今週(二十二~二十八日)の東京電力福島第一原発では、汚染水を処理する装置からの水漏れが相次いだ。 東電は二十五日、5、6号機の建屋内の汚染水を処理する装置から最大で約十リットルの水が漏れたと発表した。敷地外部への流出はなく、放射性物質の濃度は低いとしている。 この日午前十一時ごろ、東電社員が配管から水が落ちているのを発見した。バルブの閉め方が不十分だったとみられている。 二十六日には、汚染水から塩分を取り除く淡水化装置で、配管が破損して放射性物質を含む約十リットルの汚染水が漏れた。この時も外部への流出はなかったという。 東電によると、同日午前十時十分ごろ、作業員
日本人のモンスター消費者っぷりがやばいと話題に 1 名前: ペルシャ(兵庫県):2013/01/02(水) 08:17:26.86 ID:J203OKkD0 ■App Storeのレビューに、日本のモンスター消費者の片鱗を見る 日本のApp Storeのレビューが酷いという話は有名である。例えば、これはとある無料のニュースアプリのレビューだ。 このアプリが頻繁に落ちること自体は事実のようである。しかし、個人開発の無料アプリに「はっ?」とか「ふざけんなよ」とまで軽々しく、何の抵抗もなく書き込める人がこんなに多いのはどうなんだろうか。おまけに、呪詛の言葉以外には何ら情報が書かれていない。どのような環境で落ちたのか書いてくれれば開発者としても対応のしようがあると思うのだが、この手の斬り捨てコメントではクレームに真摯に対応しようにも対応のしようがない。 このアプリはあくまで一例であり、日本
3・11は世界を変えた。ところが第二次安倍政権。発足早々、何の議論もないままに、原発の早期再稼働はおろか、新増設にも含みを持たすとは。福島の被害は続くのに、もうあの衝撃を忘れたか。
トップ > 特集・連載 > 日米同盟と原発 > 記事一覧 > 11月の記事一覧 > 記事 【日米同盟と原発】 第3回「被ばくの記憶 原子力の夢」 (1)忘れ去ることなり Tweet mixiチェック 2012年11月7日 1952(昭和27)年4月、サンフランシスコ講和条約が発効し、日本は7年ぶりに独立を回復した。連合国軍総司令部(GHQ)の占領中に禁止されていた諸政策がようやく封印を解かれ、その中には原子力研究も含まれていた。戦後の焼け野原から立ち直り、後に世界が「エコノミック・ミラクル(経済的な奇跡)」と驚く高度経済成長の入り口に立った当時。国際情勢に目を転じれば、米国とソ連の対立激化で核戦争の恐怖が現実味を増しつつあった。戦後復興と米ソ冷戦を時代背景として、日本がどのようにして原子力再開への第一歩を踏み出したのかを探った。(文中の敬称略、肩書・年齢は当時) 映画「原爆の子」の一場面
日本維新の会の石原慎太郎代表の「暴走老人」ぶりが止まらない。街頭演説では中国、米国などを刺激的な表現で批判。13日には東京都内で「日本人だけが近世になって有色人種でたった一つだけ、近代国家を作った」などと述べながら国政の立て直しを訴えたが、アジア諸国の反感を買いかねない。 石原氏はこの日の演説で「日本人の英知、努力だ。私たちのじいさん、ばあさん、ひいじいさん、ひいばあさんが明治維新を起こして日本を近代国家にした」と説明した。衆院選公示日の4日は京都市内で「この国はずっと米国の妾(めかけ)でやってきた。下手すると、今度は隣のシナの妾になりかねない」と中国を牽制(けんせい)した。 12日には福岡市内で、北朝鮮による日本人拉致で「憲法9条があるから多くの同胞がさらわれて殺されても抗議して取り返すことができない」と指摘。これには公明党の山口那津男代表が13日、「憲法を変えたから拉致を防げたとか
老後の生活の基盤が公的年金です。高齢化で受給者が増える一方、支える若者たち現役世代が減っています。制度の安定には現役世代の信頼が不可欠です。
憲法で禁じた集団的自衛権の行使を法律によって可能にする、こんなからくりが国会で進みつつあります。実現すれば平和憲法はなし崩しになります。
日本記者クラブ主催の党首討論に参加した「日本維新の会」代表の石原慎太郎前東京都知事。衆院選公約で「既設の原発は2030年代までにフェードアウト(消失)」するとしていることを記者から問われ、「それは違う。公約は書き直させた」と答えると、失笑をかいました。 自党が掲げた公約にもかかわらず、「フェードアウトってどういうことですか」と記者に問いただす石原代表。原発ゼロは「願望」などと批判して「公約は直させました」と強調。「直っていないから直してください」といわれて、「わかりました」と答えると記者席からどよめきが起こりました。 石原氏も同席して、橋下徹代表代行・大阪市長と、衆院選公約「骨太2013―2016」と「政策実例」を発表したのは党首討論の前日のことです。その公約を簡単に投げ捨てるとはあまりにも有権者を愚ろうする態度です。 橋下代表代行も公約発表の席で、「マニフェストってどこまで重要視しなきゃ
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