日本カビとは 帝京大大学院医学研究科の槇村浩一教授が発見した新種の真菌です。 2009年にある70歳の女性患者の外耳道にある耳だれを培養したときに発見され、2011年に韓国の患者の血液からも発見されました。 のちにインド、パキスタンといったアジア、イギリス、アメリカでも発見。南アフリカでも同様のカビが発見されました。 真菌のことを一般にカビといいます。 日本カビはあくまで通称で、正式名称はカンジタ・アウリス(Candida auris(C. auris))。もしくはカンジタ・オーリスと表記している文章もあります。 世界中に存在するけれども日本で最初に発見されたから「日本カビ」という風な言い方になりました。 発熱のほか、臓器の炎症、細菌性敗血症が見られます。 死亡率は30%~60%と高いですが、発症した患者自身が重篤な病気を持っており、その治療中に発症したという経緯があります。そのため一概に