Googleのエリック・シュミット会長の著書「新デジタル時代」(The New Digital Age、 John Murray Publishers刊)が4月25日にリリースされる。この中で中国についての記載があり、「中国は地球で最も危険な国であると同時に、先端的で多産なクラッカーである」と言った。折しも中国のハッカーについての情報が西側諸国のメディアなどで割り出されたばかり。 ■Amazon.co.jpで購入 たった10年前の中国インターネット黎明期の頃には、中国でGoogleは百度のシェアを上回っていた。記憶している限りサービスは自由に使えた。中国で支持されるべく、横文字が苦手な国民に向けて「谷歌(グーガ)」という中国名を名乗り、「g.cn」という最短のドメインを獲得し、利用者にアピールしつづけた。 しかし今やGoogleは、中国インターネット黎明期からGoogleを利用していた旧ユ