ロシア軍視察中のセルゲイ・ショイグ国防相(中央)。ロシア国営放送の映像より(撮影日・場所非公開)。(c)AFP PHOTO / RUSSIAN DEFENCE MINISTRY 【6月26日 AFP】ロシアのセルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相は26日、民間軍事会社ワグネル(Wagner)の反乱後初めて公の場に姿を現し、ロシア軍部隊の視察を行った。国営テレビが映像を報じた。 ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏から猛烈な批判を浴びているショイグ氏は、ウクライナ国内のロシア軍司令部に赴き、部隊長らとの会議に臨んだ。ロシア国防省の報道発表によると、同氏はウクライナの兵器や兵士に対する「素晴らしい探知・破壊能力」をたたえたという。 映像には、ショイグ氏が同地域に関する軍事報告を聞き、地図を調べ、ヘリコプターでロシア側の陣地を視察する様子