夏の風物詩といえばセミですが、セミのぬけがらの造形美は心ひかれるものがあります。 この自然が生んだフォルムをちょっと拝借して、人工的なアクセサリーを作ってみました。 (ほそいあや) 1)ぬけがらを集めます さて作ろう、と思ってからでも結構集まるぬけがら。本当に一日で出来るかもしれません。 小学生諸君、今日でも間に合うかもよ。
夏の風物詩といえばセミですが、セミのぬけがらの造形美は心ひかれるものがあります。 この自然が生んだフォルムをちょっと拝借して、人工的なアクセサリーを作ってみました。 (ほそいあや) 1)ぬけがらを集めます さて作ろう、と思ってからでも結構集まるぬけがら。本当に一日で出来るかもしれません。 小学生諸君、今日でも間に合うかもよ。
繁華街。通りの入り口から眺めると、ずらっと並ぶビルには上から下まで長い看板がくっついている。スナックの名前がギッシリ書いてあるあれだ。 あの看板のすし詰め感にはずっと心奪われてきた。奔放すぎるスナックの名前たちが一堂にかいする看板。細かい文字で、なんだか読み出がありそうだ。 今回はそんなビルのスナックの名前をじっくり読み込んでみました。 しかし! 途中で事態は急展開。街の看板を眺めるだけでなく、スナックの名前に対するロマンを追い求めることに! (text by 古賀 及子) スナック、クラブといえば銀座 スナックの名前満載のあの細長い看板を求め、「そうゆうの、いっぱいありそう」というイメージだけで銀座へやって来た。 新橋に近い銀座の七丁目から八丁目にかけてはクラブやスナックの密集地帯であり、数寄屋橋通りには名店が軒を連ねる、と、むかし男性週刊誌で読んだのを思い出したのだ。しょっぱなから情報
大阪といえば大阪城がイメージとしてすぐに思い浮かぶが、東京といえば江戸城というイメージは普通思い浮かばない。 江戸城跡、すなわち現在の皇居は地図で見てもすさまじい広さで東京の中心にどーんとあるわけだが、東京に住んでる人でも聞いてみると意外と 「行ったことがない」 と言う人が多い。かく言う私も、東京には何度も足を運んでるし住んでたこともあったが、しかし江戸城跡を見に行ったことは一度もなかった。 というわけで、今年の夏の自由研究のテーマは、知ってるようで知らなかった江戸城探訪にしようと思う。 (text by T・斎藤) 予想以上に江戸! そこには思っていた以上に江戸時代な風景が広がっていた。 江戸城を見に行こうと思う人が少ない理由は、たぶん天守閣がないからだろう。やはり多くの人は 城 = 天守閣 というイメージが強いと思う。が、天守閣がなくともこんなに城らしさがムンムンと出ているのだ。 江戸
それは数年前のこと。 新宿駅は長いこと、工事中だった。「いつ終わるのかな、いつまでも終わらないんじゃないかなあ」と思いながら、利用していたのだけれど、ある時ーーー。 「道案内の表示のフォントが変わってるなあ、っていうか全部ガムテープで出来てるじゃん!」ということに、気づいた。そしてふと目にした「現在地」という表示を見て、 「かっこいい、ゴダールの映画のポスターみたいだー!」と思い、興奮して写真を撮り、自分のサイトに載せた。 (text by 大塚 幸代) で、そんなこともスッカリ忘れ、工事も終わったころ。 「ネットで、あのガムテープ文字の謎を、解明した動画が、話題になっている!」ということを、知ったのだ。 「うわあ、つきとめた人がいるのか、スゴーイ!」なんて思ってみてみたら、 動画中の<インターネット上、いくつかのサイトでも、(ガムテープの謎を)若干名が真相を知りたがっていた…>のくだりで
卵をゆでる。だいたい半熟は5分、固ゆでは8分でなべから引き上げる。 思ったのだ。じゃあ、茹ではじめて1分後の卵はどうなってるんだろう。6分後は? 卵が徐々にゆだる様子の中身の変化を、この目でたしかめてみたい! (text by 古賀及子) いっぺんに20個ゆでる そんなわけで卵を2パック、20個買ってきた。ゆだる間の卵の様子を逐一調べるため、今回はこの20個をいっぺんにゆで、時間差で取り出して、中身の様子を一つずつ検分していこうと思うのだ。 今回、まさに大人の自由研究という感じがしやしないか。初夏の蒸し暑い狭い自宅キッチンで静かに興奮がわき起こる。ゴゴゴゴゴ。 今回のゆでルールは ゆで卵の作り方って、家庭によってかなりまちまちな気がする。ほとんどなべ底がかくれるぐらいの少ない水で普通に卵をゆでている人がいたり、ゆでるお湯に律儀に酢と塩を入れていたり、沸騰したらすぐ火を止めて余熱でゆでるとい
以前、地下鉄のホームを鑑賞したことがある。やんわりとしなを作るその姿に酔いしれたものだ。しかし、地下鉄ホームの魅力はこれだけではない。その先にもワンダーランドが広がっている。 (text by 大山 顕) ロンドンの地下鉄は「チューブ」と呼ばれているというが、これは地下鉄の本来の姿をよく示していると思う。ぼくらが体験できる地下鉄空間とは、車両とホームと通路だけだが、地下鉄の本来の姿とは、長い長いトンネルだ。そしてふつうその空間を体験することはできない。 通勤、通学などで毎日地下鉄を利用していて彼女のことなら何でも知っていると思いこんでいたが、それは彼女の表向きのほんの一部分。誰にも見せないすっぴんの姿がある。それを見てみたい。 ガードが堅い彼女だが、その素の姿をちらりとかいま見ることができる場所がある。それがホームの一番端っこというわけだ。
私は砂糖が好きです。 毎日紅茶をガブのみするため、一週間に1kgの上白糖が消費されてゆきます。 1年前に「脂肪肝」と診断されたときは周囲がウケていました。酒が飲めない私に考えられる原因はただひとつ。「糖分の摂りすぎ」だからです。 これはまずい。 たしかに私の腹は異常なほど膨れていますが、これがぜんぶ内蔵脂肪だったとは……。 あの日からかれこれ1年が過ぎたわけですが、ついにこの砂糖漬けの日々から脱する秘策をあみだしました。 (text by 土屋 遊) もしも砂糖がみんなアリの形をしていたら…… 脂肪肝宣告を受けたあの日からも、魅惑の白さには勝てない日々が続いていました。 いつものようにコーヒーに砂糖をドバドバ入れていた時のことです。 あと一杯。 入れるか入れないか。 スプーンですくった大量の砂糖を悩ましく眺めていたら、つつましく光る砂糖の結晶がひとつひとつ愛おしく思えてきます。 そこでいき
意外と身近にたくさんあって、目に入っているのに、あまり気にしないもの…… そんなものの一つに、「立体模型」があるのではないでしょうか。 札幌は豊平区に、立体模型でかなりの技術を持つ会社さんがあると聞き、お話をうかがってきました! 実際の立体模型たちは、すでに納品済みだったりして撮影できなかったので、一部を除き写真を見ながらお話していただきました。 そのため今回の記事は、ほとんどがいただいた写真から成り立っておりますが、その点ご容赦ください。 それでは、思わずワクワクしちゃうような、立体模型の世界へどうぞ! (text by 加藤 和美) ■株式会社ウェザーコックさん おじゃましたのは、月寒(つきさむ)にある、株式会社ウェザーコックさん。 山本社長と山本専務のお二人が、いろいろお話をしてくださった。 社内には、企業秘密がたーくさん……ということで、残念ながら社内の様子はほとんど無し。 それだ
紀伊国屋書店をうろついて、地図コーナーに行くたびに気になっていたものがある。「てづくり立体地図」 だ。昔 皆さんも、地理の時間に似たような教材を使ったことがあるのではないでしょうか。 等高線どおりに切り抜いて貼っていくだけで、立体的な地図ができあがる興奮。1795円、買おうか買うまいかずっと迷っていた。で、ようやく、何かのはずみで購入したのだった。 せっかくなので、普通に作るだけでなく、何か広げて遊んでみたい。 夏休みの宿題を早めにやっておく気分です。 (乙幡 啓子) この地図は、ニシムラ精密地形模型」さんというところから出ている「だんだん地図」というシリーズのものだ。定価1795円。 「新しい趣味にいかがですか・・・」 と、裏にコピーが書いてある。 「インテリアに」 とも書いてある。それはどうなんだろう、と思いながらも作業を開始する。
“明治の五大監獄”のひとつと言われる旧長崎刑務所。明治時代に作られた赤レンガの建物で、文化財に指定されてないのが不思議なくらいの、立派なシロモノだ。長崎は諫早市にある。 これが15年前に閉鎖されて以来ずっと放置され、現在はすっかり廃墟と化している。 明治の建物、赤レンガ、しかも刑務所、しかも廃墟。これが住宅街にあるのは、なかなか異様な光景だったが、今年の6月から、ついに取り壊されることになった。 その最後の姿を写真に収めて来ました。 (text by T・斎藤) 100年前に建てられた建物 旧長崎刑務所が建てられたのは、今から100年前の明治時代。近代国家を目指す明治政府が、諸外国に比べて劣悪だった監獄状況を改善すべく、海外を視察し、研究して作った五大監獄のひとつ。 明治の五大監獄は他に、千葉・奈良・金沢・鹿児島がある。 千葉と奈良は門や本館などが現在も現役で使用中、金沢と鹿児島は取り壊し
中日ドラゴンズの落合監督が中村紀洋の獲得を検討しているというニュースをテレビで見ていたら、知人のKさんから、「ノリを取りにいこう!」という、張り切った電話がかかってきた。 どういうことなのか聞いてみたら、野球のノリではなくて、食べ物の海苔の話だった。タイミングが悪い。 なんでも千葉の海岸に自生している海藻のノリを摘んできて、それを加工して四角い海苔にして食べるのが、彼の中で流行っているらしい。 海苔なんて個人で作れるものなのだろうか。海のない埼玉生まれの私にはまったくわからない世界だが、とりあえずノリを摘みに連れていってもらうことにした。 ※ややこしいので、海藻の状態ののりを「ノリ」、食べられる状態ののりを「海苔」と書きます。 (text by 玉置 豊) 海へノリを摘みに行く ノリを摘むには潮が引いている時間に海へ行く必要があるということで、干潮にあわせて仕事帰りのKさんに車で迎えに来て
909位「インフルエンザ」といえばあなた、人間への脅威なのはいうまでもなく、鳥方面でも懸念される極悪ウイルスである。 最近2回も大風邪(インフルじゃないけど)で寝込んだわたくしとしては、ぜひこいつを白日のもとにさらして、大恥をかかせてみたいものだと思った。思ったので、「編みぐるみ」でインフルエンザウイルスを作ってやろう。かわいくなって力をそがれるがいいさ! (乙幡 啓子) 編みぐるみというのは初めてだが、ふだん かぎ編みで帽子やらストールを作り、かぎ編み棒には慣れているはずなので、ぜひ編みぐるみにも挑戦したいと思っていた。 手芸店で太い毛糸を買ってくる。 インフルエンザウイルスの画像を探したところ、わかりやすいよう、模式図でよく使われているのがこの色だった。球体の地の色が白、そこに栗のイガのように埋まっている突起が、ヘマグルチニン(青)とノイラミニダーゼ(赤)という、覚えるのもいやんなっち
以前当サイトの他コーナーにて、「インフルエンザの編みぐるみ」を作りました。って突然何なんだ、と自分でも思う。 もういちど繰り返すが「インフルエンザウイルス」の「編みぐるみ」だ。 以来部屋にその編みぐるみが置かれているのだが、変に目をつけたりしてしまったせいか、妙にいとおしい。日に日に、昔からかわいがっていた人形のような気がしてくる。しっかりしろ、インフルエンザだぞ。 でも、ウイルスまでかわいくみえるのだから、編みぐるみってすごい。キングオブかわいいもの、だ。 それでもって他の恐ろしい菌とかを作ったらどうみえるだろうか。親近感が沸くだろうか。 というわけで、普段人気のない、嫌われ者の菌を編みぐるんでみました。 (乙幡 啓子)
飲み会に行く。飲み過ぎる。食べ過ぎる。帰っておそるおそる体重計に乗ると、ばごーん!と増えてギョッとすることもあれば、むしろ減っていて拍子抜けしたりする。 あれ、一体何なんだろう。 今回は宴席に体重計を持ち込んで測定しつつ、さらに食べた物の量を完全に記録しながら進行する宴会をセッティングしました。 体重はいつ、どんなタイミングで増えているのか?! そして、人は一度の飲み会でどれほどツマミを食べているのか?! (text by 古賀 及子) まずはメンバーのご紹介 今回は、宴会開催中のこまかな体重の変化と食べ物、飲み物の入出力をすべて記録する試み。普通に“宴会”として会を楽しみながらも記録を行うというミッションにとりくんでくれたのはデイリーライターのみなさんだ。
変わった色の食べ物に、どうしても魅かれる。 ピンクのウエハースのパン、パフェにかかった色とりどりのスプレーチョコレート、縁日の真っ赤なリンゴ飴、蛍光色のチョコバナナ……。 「ああいうの食べると身体に悪いのっ」 子供の頃、母はそう言って買ってくれなかった。許されたのは、ソーメンの中に混ざった、ピンクと緑の麺を食べることだけ。 赤いソーセージもピンクのでんぶも買ってくれなかった。幼稚園当時の私は、茶色と黒の地味な弁当箱を見つめては、ため息をついていた。 子供の頃に抑圧されたものは、大人になって反動が出る。 「そうだ、ごはんをカラフルにしてみよう。せっかくだから、普段いちばん食べない色にしてみよう。……青かな?」 私は食用色素を買いに出かけた。 食べ物の色を変えると、気持ちはどのように変化するんだろう? (text by 大塚幸代) 食用色素ゲット 色素は東急ハンズの製菓材料売り場にあっさりあっ
日清食品が、カップを再利用できる詰め替え方式のカップヌードルを発売するらしい。 昨今の環境問題に対する消費者の意識の高まりを先取りする商品である。 確かに、食べ終わったカップラーメンの容器を捨てるときにいつも「もったいないな」という思いを感じてはいた。 ゴミが増えるのはよくないことだし、温暖化とかも超心配だ。 今度日清食品が発売するリフィル式カップヌードルは、繰り返し利用するための専用のカップを購入しなければならないという。 ちょうどスターバックスのタンブラーのような感じだ。 わざわざそんな専用の容器を買わなくとも、今までのカップヌードルの容器だって、食べ終わったあとまた利用できるのではないだろうか。 (工藤 考浩) もったいない 僕の住んでいるところは、カップ麺の容器は燃えないゴミとして出さなければならない。 燃えないゴミの日になると、半透明のゴミ袋にのぞくたくさんのカップ麺の空き容器に
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