9月の電撃文庫新刊、間宮夏生氏のライトノベル「月光」【AA】に、メロン秋葉原店で『殺人レシピを拾った時から始まる退屈じゃない日常。表紙の彼女への酔い過ぎには、くれぐれもご注意を』POPが付いていた。 書籍情報によると『退屈な日常から抜け出したいヒネクレ男子・野々宮。ある日、彼は美人で成績優秀、さらにゴシップが絶えないクラスのアイドル・月森葉子のノートを拾う。そのノートからはみ出す紙切れにアイドルとは程遠い言葉──「殺しのレシピ」という見出しを見つけ……その日を境に月森との仲が狭まっていく』で、オビの謳い文句は『可愛い顔して悪女なの?心惑わすルナティック・ラブストーリー!』。 ライトノベル「月光」【AA】の感想には、まいじゃー推進委員会!さん『これは……なんとも一風変わった緊張感溢れるミステリ風味の恋物語。いやいや、一見すると甘い関係なのに、何でしょう二人の会話に漂うこの緊張感!』、 タカヒ
昨年の大晦日(みそか)、都内一円を舞台に「エアノベル#15a24」という奇抜な物語の実験が行われた。新城カズマさん=写真=のライトノベル小説『15×24』(集英社)の登場人物を救うという設定のもと、iPhoneアプリ「セカイカメラ」やツイッターの情報をヒントに約20人の参加者が謎の男を追った。 現実の街を歩き小説の世界に入り込んで協力や裏切りを疑似体験してもらう試みは、「グーグルやネット技術の進歩で、物語の自動生成が可能になっている」(新城さん)との発想から生まれたという。 郵便を使ったファンタジーゲームの運営からラノベやSFの世界に進出した新城さんは執筆歴19年。アニメやゲームとの境界が低く、他メディアとの物語世界の共有が行われるラノベの自由さに、未来の文芸の可能性があると思わせる才能だ。 神話、落語など多様な物語をパロディー化した新刊『マルジナリアの妙薬』(早川書房)ではこう語る。僕ら
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