※1「SOS団」 『涼宮ハルヒの憂鬱』(谷川流/角川書店) 「ただの人間には興味のない」と豪語するエキセントリックな女子高校生ヒロイン、涼宮ハルヒが設立した学校非公式クラブSOS団のメンバーを中心に展開するSF学園小説。2003年からシリーズ開始、アニメ化されたことで大ブームを巻き起こす。「ライトノベル」という言葉が定着するきっかけとなった作品で、「ツンデレ」や「セカイ系」といったその後のラノベにおけるテンプレートを数々生み出し、その後の作品に多大な影響を与えた。 「落ち着け、まずはゆくっりと喋ろうな……で、慌てて、どうしたわけ?」 「ブンガク部が……ラノベブンガク部が……」 「いや、ブンガク部、普通のブンガク部だから……」 「ひどいッ! いい、いや、ブ、ブンガク部が廃部をいい渡されました!!」 「……は、い!?」 「だからブンガク部が某古典部シリーズ(※2)みたいに廃部の危機だっていって
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