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Web小説に関するnunnnunnのブックマーク (132)

  • 「電波女と青春男」 脚本の綾奈ゆにこ氏がスピンオフをツイートして…

    綾奈ゆにこ @unicococ 女々さんが女子高生だった。な、何を言ってるのか分からねーと思うが俺も 「マーコーくーん」 女々さんが俺をのぞき込んでくる。短すぎる紺のスカートからのぞく白い太ももがまぶし…じゃなくて。「どうしたんですかその格好」「どうしたもこうしたも、私、今日からマコくんのクラスメイトだし」 綾奈ゆにこ @unicococ エリオも女々に誘われて学校へ行くことに。「ほ…ほごしゃ、参観日っ…だから」 いや違うだろ。 「きゃーんエリちゃん見に来るならおめかししなくっちゃ」「染髪・アクセサリー類の着用は校則違反ですよ」 綾奈ゆにこ @unicococ 「モチモチ先生改め、モチモチ女子高生です。よろしくね」 クラスメイトたちが戸惑いつつも拍手する。女々さんがバチバチとウィンクしてくるので、仕方なく俺も拍手した。俺の背後で、「おかーさんかっけー」と目をきらきらさせているであろうエリオ

    「電波女と青春男」 脚本の綾奈ゆにこ氏がスピンオフをツイートして…
    nunnnunn
    nunnnunn 2011/06/07
    挿絵付き
  • 学生DkK(書き直し第一稿) - はとどくしょ

    カーテンのはためく音が帆船のようだった。 (風が) 放課後の図書室。ドアを開く音ともに風が吹き込んで、重量のある布を外へと押し出した。プリントが飛ばないように、こんこんは手を伸ばす。貸し出しカウンターの内側で、風の出所を探して入り口を振り返ると、細身の長身シルエット。相手はこちらの姿を見つけて、わずかにいやな顔をした。 先に口を開いたのは、ドアを開けたでるたの方だった。 「はやいですね先輩」 「今来たところですよ、先輩」 こんこんは眼鏡を戻しながらぼそりと答える。二人は同学年ではなかった。学年としてはでるたの方が一つ上だ。しかし、今年図書委員として入ったばかりのでるたは、図書委員二年目のこんこんを先輩と呼んでいる。 (きっと、嫌味だ) と、こんこんは思ってやまない。 こんこんは今日配架予定の新刊にルックスを貼り終えて、空気が入らないように定規をあてる。そのの色と形を、でるたは目に留めて

    学生DkK(書き直し第一稿) - はとどくしょ
  • Dk部へようこそ。 - 気が向いたときに何かを書くブログ

    Dk部と呼ばれる部活がこの学校にはある。誰もまともに活動内容を知らないらしい。だから僕は興味が湧いた。 僕が聞いたところだと、部員は上級生二人だけらしい。活動場所は文化部の部室棟の一室。 そう、今、僕の目の前には、そのDk部の扉がある。 放課後のこの時間、文化部の部室棟は校舎から離れているため、静かではある。けど、グラウンドからはサッカー部や野球部の声が聞こえる。校舎からはブラスバンド部が練習している音が聞こえるため、完全な静寂とは言えない。 「それにしてもだ。扉の向こうから全く音がしないんだけど……」 誰もいない? 今日は休部なのか? そんな不安が過ぎる。 いや、そんなことはない。クラスメイトの話だと、平日のこの時間Dk部は必ず活動しているのは確定だ。 コンコン。 ノックをして待つこと十秒……反応なし。 コンコン。 もう一度。 しかし、結果は同じだ。 僕は仕方ないので、ドアノブに手を

    Dk部へようこそ。 - 気が向いたときに何かを書くブログ
  • ライトノベル作家・扇智史のつぶやき連作短編「ミッドウィンター・ログ」:エピソード1

    バーチャル後方見守り女/扇智史 @o_g_s_t_ 「あ、雪」隣を歩いていたらっこが、つぶやいた。「物の?」「うん」振り向いたあたしの鼻先に、らっこは手を差し出す。青く分厚い手袋の上、小さな白い粒が溶けずに残っていた。雪の上に、また雪が降る。けど、ホロ雪は手袋と、その内側にあるらっこの手をそのまますり抜けた。 バーチャル後方見守り女/扇智史 @o_g_s_t_ 「今、何度?」とあたしが訊く前に、らっこはスマートフォンをかざし、天気情報を呼び出す。スマホの画面とあたしの視界に、雪だるまのアイコンと気温が表示された。「ちょうどゼロ度だって」「そりゃ寒い」あたしは目の前の雪だるまを、右手で撫でる。冷たくない雪だるまは、くしゃみをした。 バーチャル後方見守り女/扇智史 @o_g_s_t_ 「リア雪なんてここらじゃ珍しいね」「そんな言い方するの、今時らっこだけ」”リア”なんて、もう古い言葉だ。過去

    ライトノベル作家・扇智史のつぶやき連作短編「ミッドウィンター・ログ」:エピソード1
  • ライトノベル作家・扇智史の掌編「リペア」

    バーチャル後方見守り女/扇智史 @o_g_s_t_ 雨が憂な理由は人それぞれ。あたしたちの場合は、ガレージに戻ってきた機体の脚部装甲が泥まみれになってて、それを洗浄するだけで日が暮れてしまうことだ、比喩じゃなく。「こっち終わったー!」班長の叫びに答えて「こっちも終わりましたー!」大声出さないと、放水の音に負けてしまう。 2011-04-12 22:10:53 バーチャル後方見守り女/扇智史 @o_g_s_t_ 少しだけ雲間に見えた夕陽も、もう沈んだ。照明灯の白色光の下、「よーし、中に移動!」「了解!」班長の声に、隊員がいっせいに応じる。装甲板は外壁に立てかけ、自然乾燥を待つ。明日の朝には、錆が浮いてないか確認する必要がある。また早起きしなくちゃならないってことだ。 2011-04-12 22:13:26 バーチャル後方見守り女/扇智史 @o_g_s_t_ 「それじゃ、八番機と十二番機に分

    ライトノベル作家・扇智史の掌編「リペア」
  • 森田季節 Twitter小説「ニイイチゴ」

    森田季節🥕スライムコミック13巻・小説23巻発売! @moritakisetsu 「ニイイチゴ」森田季節①俺、上杉カズアキ、高一。今年の214の戦績も零(妹がくれたのを入れれば壱)。まあ、惨敗と言ってよかった。正直、今年はちょっと期待してた。平山とは割と仲良くしゃべってたつもりだったんだけど。アイツ、誰かにチョコあげたのかな。 2011-02-14 22:24:21 森田季節🥕スライムコミック13巻・小説23巻発売! @moritakisetsu ②休み時間、ぼうっとしてると平山が話しかけてきた。やたらと楽しそうに。「ねえねえ、上杉、チョコもらった?」「うっさいな。妹だけだよ」「あらあら、やっぱり」この雰囲気なら聞けると思った。「お前は誰かに命とかあげたの?」「ううん。誰にも」「その割には楽しそうだけどさ」 2011-02-14 22:27:17 森田季節🥕スライムコミック13巻・

    森田季節 Twitter小説「ニイイチゴ」
  • からばこ ハルヒ「ただの人間さ興味あてねぇ!」

  • 奈須きのこ『月の珊瑚』 Illustration/武内崇・逢倉千尋 | 最前線

    今年もいよいよ終わりが近づいてきた。 十一回目の満月の夜。あと一ヵ月後に今年は死んで、何の約束もない次の年を迎える。 その時までわたしたちが生きている保証は、あの透明な海月(くらげ)ほどもない。 今の人類にとって、月日とは失われるもの。死という単語はあらゆるものに適用される。聞くところによると、むかしの人たちはもっと明るい価値観を持っていたらしい。暦(こよみ)は消費するものではなく循環(じゅんかん)するもの、巡るものとして扱われていたとかなんとか。 要は同じ情報(データ)の使いまわしだ。節約にもほどがある。かつての人類は贅沢(ぜいたく)だったというけれど、わたしたちから見たら大した倹約家だと思う。 ただいま西暦、たぶん三千年ぐらい。 人類はとっくに終わっていて、毎日は繰り返される保証はなくて、その代わり誰も争わなくなって、人間が何千年もかけて積み上げた文明はぜーんぶ空に捨ててしまって、わた

  • からばこ 天道総司「俺の妹がこんなに可愛い」

  • 駄作小説はいかにして作られるか/読者と作者との埋められない溝 - デマこい!

    《駄作小説はいかにして作られるか/読者と作者との埋められない溝》2010/01/28 書いても書いても、駄作しか生み出せない。友達に読んでもらっても「あ、うん、面白かったよ……ハハハ……」と愛想笑いを返される。作品のレベルを押し上げることができないのはなぜか。 その根底にあるのは、作者と読者のすれ違いだ。両者では、創作物に対する着眼点が違う。この着眼点の差を理解することで、あなたの書いた小説はきっと今より面白くなる。 ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆ ここでいう「駄作小説」とは、屋さんに売っている小説のことではない。ネット上を少し巡回すれば、膨大な数の素人小説が出てくる。そして、それらの作品のほとんどが酷い出来だ。もちろん、面白い作品だってごくまれに埋まっている。電撃文庫から刊行された『ソードアート・オンライン』は、もともとネット小説だったというが、順調に売り上げを伸ばしているよう

    nunnnunn
    nunnnunn 2010/08/17
    商業じゃないんだから読者気にしなくてもいいじゃん
  • 川上稔さん(@kawakamiminoru)のライブ小説「総統閣下の塔」

    2010/8/14 川上さんのツイッターで始めた小説です。 プロットは脳内、ライブで行うというスタイルでした。

    川上稔さん(@kawakamiminoru)のライブ小説「総統閣下の塔」
  • 『pixiv e文庫』(仮称)創刊のお知らせ 【pixiv Inc. - ピクシブ株式会社】

    ピクシブ株式会社(社:東京都渋谷区 代表取締役社長:片桐孝憲)は、ポークチェック株式会社(社:東京都豊島区 代表取締役:髙橋文夫)との新規共同事業として、電子ノベル雑誌『pixiv e文庫』(仮称)を創刊することをお知らせいたします。 最近の電子出版事業の拡張には目を見張るものがあり、電子コミックの普及をきっかけに市場規模を急速に拡大しております。さらにPCに留まらず、iPadに代表される各種の電子書籍閲覧用のタブレット端末等の急速な普及により、今後活字媒体による電子書籍市場の格的な拡大も間近に迫っているものと見られます。 こうした状況を踏まえ、ピクシブ株式会社およびポークチェック株式会社は、次世代電子ノベル雑誌を創刊することで、ネット上においてお客様に気軽に、魅力的なイラスト&文章コンテンツ群を提供することと、電子ノベルより書籍化・映像化などメディアミックス展開を計ることで、市場拡

    nunnnunn
    nunnnunn 2010/07/29
    電子書籍→書籍化は本末転倒のような